【釣り部】釣りより温泉?  空前絶後の渋滞の不如意は尿意優先?

 連休で渋滞が予想されたので、ユウ君から午前3時くらいに出発する案も出されてはいたものの、ボクの体調がそれに耐えられる自信がないのでふだんの時間どおり5時過ぎに出発してもらった。案の定をはるかに超える渋滞ぶりで、目的の勝浦港には早ければ2時間と思いきや結果は6時間半かかって死に物狂いの行程となった。渋滞の苦しみと言えば7・8年前だったかの熱海行の帰り道、裸足でサンダルだったボクは冷えからか耐えがたい尿意を抑えがたく、手もとの緑茶のペットボトルの中身を空けて同色の水を放射してから車外にまくこと数回、後ろの車は「なぜお茶を捨ててばかりいるのだろう?」と思ったに違いない。それ以来車で伊豆半島へ釣りに行くことは無くなったネ。

 今回はアクアラインに入るまでのトンネルが想定外の渋滞ぶりで、限界に達した〇〇君(アスミン以外の同乗者)がやにわに車外に飛び出してトンネルの壁に向かって放尿したのでビックリ! 事を果たした後で調べたら「緊急の場合は法には触れない」ということだったけれど、法に触れようが止めようがない場合もあるのは当然だネ。

 ともあれ何度かトイレ・タイムを取りながら何とか勝浦港に着いたのは、アクアラインを避けた栃木県の仲間が到着した時間よりも1時間半ほど遅かった。最初に着いたアマッチ・イヤラシ組が既にシロギス2本とアジ1尾をゲットしていたけれど、その後は全員が外道のヒイラギばかりで釣果ゼロ(敢えて言えばパンサーがメゴチを1尾のみ)だったので早めに宿へ。2度目の宿「きろく」は風呂が2つあるので総勢9名でも夕食まで皆が入れて、まずはアマッチ差し入れの高級ビールで乾杯。

 すぐに夕食となり宿のビールでゴチソーをいただいた。内房の「北見」は新鮮な刺身が売り物である一方、「きろく」は刺身以外がどれも美味い! 去年初めて食べたソラマメの天ぷらはじめ驚いたのはアワビ(トコブシかな)の生き地獄(言葉は悪いが生きたまま焼いて食べる夢に見た料理)で、炙られながらのた打ち回る貝には申し訳ないながら美味いこと限りなし!!! 珍しくボクが出された料理の中の刺身以外は完食したのだから、皆さんの満足度も十分伝わることだろう。

 翌朝も完食続きで、焼きながら食べたアジの開きなどで何十年ぶりにご飯のお代わりしたので自分でもビックリ! 早朝からアマッチと2人で南の漁港探しで小湊に行き当たり、釣果はゼロながら朝からの活動で空腹だったからだネ。北見では前夜の残りのおにぎり(大好き!)を食べて満足しているのだけれど、きろくではフツーの白飯でお代わりしたのだから我ながらスゴイ。ボク以外は今どき貴重な卵の食べ放題でお代わりしていたけど、なぜかボクだけは卵無しで満足してしまったヨ。前夜に続いて焼きながら食べる美味さが効いたのだネ。

 長くなったので、温泉行の話は改めて。