「釣り部(呑み部)】(補遺のホイ) イチゴ2種  カラスミ造りの労苦  高級白ワインも呑んだヨ

 アマッチがいつも差し入れてくれるイチゴを記すのを忘れていたヨ。我らともども酒が大好物のアスミンは、フルーツにも目がなくて美味を堪能する能力を十分具えているネ。今回はボクは居眠りしているうちにイチゴが出されたようで、目が覚めたらツマミ皿に栃木産2種類のイチゴが1ケずつ並んでいたけど、実に美味だったヨ。ふだんなら呑みの最中にフルーツは食べる気にならないけど、目覚めのせいかこれならもう少し食べても良かったかもネ。おそらくいつもどおりで、アスミンがユウ君と争って食べつくしたのだろうけど、アスミンがガツガツ食べても卑しさがまったく無いのが人徳というか天真爛漫というか(爛漫と淫マンとは別)。可愛い孫と同様で、いくらでも食べさせたくなるのが不思議だネ。

 実は感動的なカラスミを賞味できたのは、アスミンのアイデアが元だったのだネ。去年外房勝浦へ行った時に、海にそそぐ川に大き目のボラがたくさん泳いでいたのを見たアスミンが、これをゲットしてカラスミを造ろうとユウ君に言ったのだそうだ。もちろんこの手の大ボラは海岸の川のどこにでもいるし、クロダイ釣りの外道はおおかたボラのようだけど、誰もボラは狙わないし釣れても食べないのだネ。東京湾のスズキと同様でボラなど臭くて食えないというのが常識。

 それでもアスミンがボラの卵からカラスミを造りたいとひらめいた以上、料理好きのユウ君がチャレンジしないわけはない。ということで豊洲まで買いに行ったのかどうかとにかくボラ子をゲットして、(造り方を検索して)自前でカラスミを造ってしまったしだいだネ。卵の細かい血管を針で突いて血を出させるのが一苦労とか、結果がデパートの売り物(時には桐箱入り)に並んでいるカラスミよりも上手く作れて美味く造れたというわけだ。

 ユウ君はいつも北見が用意してくれる最高の刺身を材料にして、種々の洋風な食べ物に作り替えてくれるのでボクも食べることができるのだけど、料理の才能はクリエーションだというからユウ君は創造力に満ちているのかもネ。プロデュサー・アスミンの発想力とクリエーター・ユウ君の創造力の賜物をボク等は居ながらにして楽しませてもらっているわけだ。

 釣り部よ、永遠なれ!

 

@ いつもアマッチが呑ませてくれる高級白ワインを記すのを忘れていたヨ。今回は日本酒が多かったので、呑んだのも書くのも忘れてしまった。アマッチ、ゴメン!