【釣り部】新釣り場で爆釣!  宇都宮大学夏合宿の思い出を釣る

 今回はいつもより1時間早く3人で(ユウ君・アスミン・ボク)出発したので、6時からいつもの金谷漁港で釣り開始。想定どおりアスミンとボクがシロギスを次ぎ次ぎを上げたものの、計5本からは行き詰ってしまって釣果なし。宇大組のイヤラシ・アマッチもいつもより早めに出たけど金谷が釣れないので、保田漁港で待ち合わせることにした。

 保田ではいつもの釣り場ではなく、その対面の岸壁に昇ってみたら意外に広い場所で想定を超えてよく釣れた。いつもの場所から岸壁下まで投げてカサゴやベラを釣った実績でボクは岸壁のすぐ下を狙ったら、ベラが入れ食い状態の感じだったけどすぐに途切れたのは魚も警戒するからだネ。岸壁からいつもの場所からは届きにくい所へ投げてシロギスをねらった皆さんも、入れ食い状態でキスを上げていた。とはいえ実際にキスを上げ続けたのはアスミン1人で、アッという間に10本ほど釣ってしまったので「竿頭(さおがしら)」の地位は不動だったネ。

 その他のメンバーもおおむね5本前後釣っていたけど、ただ1人イヤラシ君は頑固にゼロを守り続けたままだった。オカシナ事態だったので追及してみたら、針が12号とデカすぎたのでこの日の小型のキスは針掛かりしなかったことが判明。以前それでも釣れた体験に囚われていたのだネ(釣りに限らず囚われるとアブナイ!)。注意したら針を変えたと言うもののゼロを守り続けていたので点検したら、10号に変えたと威張っていた。10・12号はカレイを釣る時の針なのでキス向きでないのは明らか、ボクが7号の針を上げてトライしてみたものの最後までゼロを貫いたのはリッパというかアホというか・・・カネシローが釣り部に参加できないので、その代わりにイヤラシ君がイジラレ役の地位に納まった感じだネ。山下清のマネが得意なイヤラシ君だけあって役者ぶりは満点だネ。その場から引き上げようとしていた矢先にアマッチが小型のマゴチを釣りあげたのは、満塁ホームランに価したネ。さすがに意外性のアマッチの面目躍如といったところ。(不思議なことに今回はどこでもメゴチが釣れなかったネ。)

 

 お昼は館山でよく利用していた中華店「味華」に行ってみたら何と臨時休暇で落胆はなはだし。アジハナの冷やし中華を思い描いていたユメが消えないまま他の中華店で注文したものの、タレが甘すぎてユメが破れてしまったヨ。食べる方は失敗したけど、次の釣り場としてユウ君が選んでくれた乙浜漁港はイヤラシ君でもシロギスが入れ食いなほど素晴らしい所だった! 笑顔を取り戻した(皆には笑いをもたらしていた)イヤラシ君に安心したボクは夜の呑み部に備えてアマッチ・シートで昼寝しただけで、釣りはやらなかった。でも今年の夏合宿は宿が館山の幸田旅館なので、館山から30分ほどで行ける乙浜漁港を釣り場にすることに決めることができてホッとしたヨ。館山桟橋は最近ほとんど釣れなくなっているからネ。

 

 鵜原の旅館「きろく」で泊まった翌日の今日は、早朝5時からイヤラシ・アマッチ・ボクで鵜原以南の釣り場を探し歩いた。アスミンのためにキレイなトイレがある釣り場を探したものの、条件を満たす所は釣れなくて・釣れそうな場所はトイレが不衛生だったりで場所探しは失敗だったネ。というわけで朝食後は北へ向かって御宿(おんじゅく)で釣ることにした。御宿は学部1年生の時にテントを持って前の晩に海水浴場で眠り、翌日ずっと日焼けしたり泳いだりした所なので懐かしかったネ。懐かしいといえば、御宿へ向かう前の1時間ほどは宿近くの鵜原漁港へ行ったけど、そこはイヤラシ君はじめフニャ君やトヨピン(女子)やキムコたちと複数年釣った場所。小型のメジナニシキベラカゴカキダイなどを釣って喜んでいたのだから罪がない、といったところだネ。イヤラシ君とボクは昔の思い出を釣っていた感じだったヨ。

 今やそれぞれが本格的な釣りにレベルアップしているものの、フグにジャマされて釣りにくかったネ。アマッチが小ダイを釣ってしまったけれど、針をはずして海に戻したらしばらくして回復したようで何よりだったネ。御宿でもフグの得意なイヤラシ君はそれ以外の魚には見向きもされなかったけど、結果的にはユウ君が小型のアイナメ・ボクが中型アジでアスミンが小型のサバと多様性に富んだ釣果だったヨ。これでユウ君ペアの食卓をにぎわすには十分。それにしても何でも美味く料理して楽しむペアに乾杯!

 (飲み部に続く)