【見る】蝶(虫)に関する蘊蓄(うんちく)

 毎日ケン爺(宮腰賢・学大名誉教授)とメール交換をしているけど、今朝は蝶についての蘊蓄をお送りした。ケン爺(日本語学専攻ながら)は俳句にも詳しく、最近新聞を読売に代えたら俳人長谷川櫂の連載記事にアゲハチョウの大きな写真が出ていたというので、新聞記事に出たのなら夏型(大きい)だろうと言ったのをきっかけにやり取りが続いた。ケン爺の庭には郁子(むべ)の花が咲いて蜜もあるのに、アゲハは別の蜜も無さそうな花に集まっていると心配していたので、以下のメールを送った。

 そういえばパンダも主に竹しか食べないしネ(リンゴやニンジンも食べるようだけど主食じゃないし)。

 


     
     
    夏型のアゲハの大きさを想定して見れば、目の前のアゲハの大きさで春・夏の差異は分かると思います。 
    新聞に載せたのなら夏型でしょうネ、春型はアゲハとしての迫力に欠けますから。 
    郁子の花は未知だったので、パソコンで検索しました。 
    実際に見た覚えはない花でしたが、形が面白いですネ。 
    蜜があってもアゲハの植生には合わないのですネ。 
    虫には植生があって、だいたいの虫(蝶)は1種類(多種は少ない)の花に依存して生きています。 
    アゲハに似たギフチョウ(モンシロチョウくらいの大きさ)はカタクリが無い所では生きていけません。 
    ホタルがカワニナ(貝類)がいない所には発生できないのと同じですネ。 
    私が釣り無しには生きていけないようなものです。