昼の１２時半すぎに朝飯食べるのでテレビを点けたら杉村太蔵が出ていたので、テレ朝は１０月の番組編成変えもせずにまだ太蔵のようなイロモノでゴマかし続けるつもりなのかと呆れたネ。太蔵が旭川を活性化するために、生涯唯一プラスのことをやり始めたと褒めたばかりだけど、無知低能でテレビでは相変わらず質問しかできないのだから、シッカリしたコメンテーターに代えるべきだと改めて痛感したヨ。ホントにバカな奴で呆れるばかりだけど、今日はロシアのプーチンの後継者をテーマにしていたので、今どき何をやっているのかと番組のディレクターとプロデューサーの無責任さにも腹が立ったネ。名越というロシア専門家（？）もレギュラーのように出ていたけれど、そもそもこの人は中村某（元筑波大）ほどボケてはいないものの信用しきれない頼りなさだしネ。
ともあれすぐにTBSに回したら期待どおりにパレスチナ問題を取り上げていたので安心したネ。それもきのう名前を出した高橋和夫さんが出演していたので、さすがはTBSだと思ったらもう１人の中東専門家の中島勇という人も招いていたので見ごたえがあったナ。お２人ともハマスの行動は理解できないと言いつつも、ハマスばかりを責めていてもダメだと強調していたのは賛同できたネ。高橋さんがどちらが悪いのかという問い方自体が悪いので、ハマスが悪ければイスラエルも悪いと言うしかないと断言してくれたのは我が意を得て嬉しかったネ。
細かいことながら、ハマスがイスラエルの子供の首を切ったという報道があるけれど、情報自体がイスラエルの兵士の発言によっているなど、アテにならない報道もあるので鵜呑みにしてはいけないと聞いてホッとしたナ。それにしてもハマスの戦闘行為は大規模すぎて理解できないけれど、中島氏によれば「ハマスは選挙でPLOに勝って選ばれたけれど、政治的発想が欠落している。政治家はいないただの戦闘集団だから、イスラエルとの交渉は受け入れない。」ということのようだ。そもそもハマスは慈善団体でパレスチナ人に種々の援護をして民衆の支持を得ていたのに、いつの間にか戦闘集団に化してしまったそうだ。
政治的展望も無いまま相手と闘うということは、ISと同じくジハード（聖戦）という主張であり戦前の日本の特攻隊攻撃のように双方の死を結果するだけだ。そこまで追い詰められているとすれば、そこまで追い詰めた側に自分がいるということを忘れてはなるまい。ハマスは多数の国からの人質を確保しているとのことながら、それを非道と非難する前にパレスチナ人から家や土地を奪いながら入植をくり返すイスラエルの国際的非道を批判しなければならなかったのではないか。闘う者は少数になるほど少数で結果を出すためにテロに奔るのは、歴史を振り返るまでもなかろう。
イスラエルではハマスのテロを予測できずに多大な犠牲者を出した（油断してガザ地区の兵士をヨルダン川西区に移したともいう）ネタニヤフ首相を批判する声も増えているようだ（テレビによるイスラエル人への取材）。低能ブッシュに乗せられて報復感情に囚われたアメリカ人ほどバカじゃないところを見せるため、イスラエル人は良識を発揮してネタニヤフ等の右翼ではない政権を建ててパレスチナ人との融和を追求すべきだろうネ。
