【見る】映画「家族ゲーム」・「MASH」

 このところ地デジでもBSでもサブカルチャーの歴史をたどる番組を特集していて、この分野では無知なボクにはとても「勉強」になる。ひと口にサブカルチャーと言ってもあまりに幅広いので、この分野の批評をしている矢野さんの活躍に改めて感心しているヨ。番組を見ていて一つだけ困るのは、NGブスの林真理子がコメンテーターとして出てくること。テレビ画面を見つめていると、突然見てはいけないザ・ブスが現れるので避けようがない。どうせ大したこと言わないのだから、ハナからカットしておいてもらいたいものだ。

 ともあれ80年代のトピックスだったかで森田芳光監督の映画「家族ゲーム」が取り上げられていたのは説得力があったし、この映画の素晴らしさをまたまた感じた次第。見たことない人はジンセイの損失だから、死ぬまで絶対に観るべき作品だヨ! 

 映画といえば(ボクはほとんど映画館ではなくテレビでしか見ないのだけど)東京新聞の「また見たい! この一本」という欄で「M★A★S★H」(1970年)を取り上げていた。これはおそらくテレビを持ってない学生時代に映画館で見たものだと思うけど、メチャクチャ笑って楽しんだものだ。原作とか監督とかは記さなくてもいいだろうけど、ベトナム戦争を批判しながらも堅苦しくはならずにアメリカ軍の在り方を茶化しまくって爆笑を誘うブラックコメディ。カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞して、アカデミー賞では脚色賞をとったとのこと。「家族ゲーム」ほどではないものの、見る価値はあるヨ。