【読む】(旧)七七舎で6冊ゲット  逆転裁判官=福崎伸一郎

 このところ教科書の仕事に追われていて、ブログの更新ができない。小池百合子のクソぶりのネタが去年からたくさん溜まっているのだけど、選挙前には記しておきたいのだけどネ。

 今は欠かさず見てきた「きらきらアフロ」(10年以上続いた鶴瓶オセロ松嶋の対話番組で、この9月には終るという)を聴きながら、先日2日間で国分寺の旧七七舎でゲットした本を記録しておきたい。全部100円コーナーだけど、学会に参加した赤星クンは店内で「戦争×文学」シリーズから〇冊買ったそうだ(ボクは全巻持ってる)。

 ① 橋川文三『近代日本政治思想の諸相』(未来社

 ② 河野健二編『ヨーロッパーー1930年代』(岩波)

 ③ 『岩波講座 文学7』(岩波) ⇒河添房江先生の論も収録

 ④ 『世界の歴史6 隋唐帝国と古代朝鮮』(中央公論

     ⇒渤海国朝鮮半島の歴史を知りたくて

 ⑤ 『文學界』(2023年8月) ⇒荒井裕樹さんと市川沙央との往復書簡収録

     他にも「おいしいごはんが食べられますように」の高瀬隼子の近作収録

 ⑥ カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(早川文庫) ⇒映画化されて有名

 

@ 「アフロ」が終ってからは偶然フジテレビの「逆転裁判官の真意」という番組を見た。退職を前にして逆転無罪を連発した大阪高裁の裁判長・福崎伸一郎の「真意」を追求したものだ。驚いたのはこの福崎氏は昔の三浦和義事件(保険金目当てで妻を殺し屋を使って殺させた容疑)の有罪判決に対しても逆転無罪に関わったということ。結局「真意」は明言されることなく番組は終ったものの、現在の裁判官がイイカゲンに判決を下している状況が伝わってきたネ。日本の裁判制度はオカシイというのは、国際的観点からもくり返し指摘されているのだけどネ。