2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【見る】放送大学「日本美術史の近代とその外部」  タイモン・スクリーチの下品な日本語

1日だったかの記事で紹介した稲賀繁美さんの美術史の講義は、毎土曜の1時半から講義が放映されると判った。ということは8日の第2回は「欧米での北斎評価」という内容になりそう。とても面白いのだけれど、イギリス人の日本美術史の専門家であるタイモン…

【見る】「映像の世紀」の「戦争と芸術家」  世紀の指揮者・フルトベングラーとナチス  ワーグナー  バレンボイム(とサイード)

今夜の「映像の世紀」バタフライエフェクトは「戦争と芸術家」というテーマで、とても面白く感動的でさえあった。主に20世紀の代表的な指揮者の1人・フルトベングラーとナチスとの関係を追ったもので、他にショスタコービチとソ連指導部との関連や火野葦…

【読む】ハルキ再読②  自国民を大量虐殺したポル・ポト派は新左翼か?  全共闘と全学連

この鼎談からは、ハルキだけでなくたくさんのことを学んだネ。その1つが笠井潔の次の発言で、ボクには世界史上最悪の「革命」と思われるカンボジアのポル・ポト派の自国民ジェノサイドの位置づけだ。 《ポル・ポト派ーーキュー・サムファンとかイエン・サリ…

【読む】ハルキ再読  加藤典洋・竹田青嗣・笠井潔の鼎談  「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

同調圧力に対する抵抗ではないのだけれど、ハルキはそれほど読み込んでいない。主線になる作品は読んでいるけど、「騎士団長殺し」はじめ未読の作品も少なくない。去年やっと「スプートニクの恋人」というのを読んだけど、作品末尾で落とし前を付けずに済ま…

【状況への失言】栗山監督の人柄  教育学部  東京学芸大学  宇都宮大学

WBCのお蔭で野球ファンが急増したように見えるのは嬉しいかぎり。サッカーやバスケットなど他のスポーツの人気に押され気味だった印象の野球が、改めて勢いづいた感じだからネ。栗山監督が「野球のスゴサ・面白さを見せたい」とくり返していたことが想起され…

【読む・聴く】ヒトの引き際  歌手ワルトラウト・マイヤーの至言  田原総一朗・大宅映子

3月30日の朝日新聞(夕刊)を読んでいたらワーグナー歌手で名をはせたワルトラウト・マイヤー(メゾソプラノ)の引退記事が載っていた。現在67歳というから決して早すぎる引退ではないけど、「これからは歌手以外の人生を生きてゆく。とっても楽しみ。…

【見る】放送大学・稲賀繁美「日本美術史の近代とその外部」

おススメしたばかりの稲賀さんの美術史の講義を、たった今放映しているヨ。今日が第1回だから明日第2回を、あるいは春休み中は2回ずつ放送する可能性もあるから第2と3回をやるかもネ(1回ずつなら月曜になるネ)。第3回がマネの回で、ゲストの森村泰…

【ヒグラシゼミ】4月の予定  西村クンの「フランス象徴主義」(仮題)

発表の希望が来ないので、4月は西村クンに頼んで公園(発表)してもらうことにしました。 4月22日(土曜)2時~ 第一演習室 西村友樹雄「フランス象徴主義」(仮題) @ 詳細は日にちが近づいたら改めてお報せします。 なお5月以降の発表者を募ってい…