近代文学演習C(学部2年生)・(木曜4時限)

レポート締め切り日

4年生は17日、それ以外は24日まで。 たくさん書きなさい!

2月6日のテキスト

今日、最終回のテキスト、平出修「逆徒」のプリントを配布しました。 欠席したヒトは、関谷研究室前の棚上の3段引き出しの下段「大学院」の所に入れてあるので取りにくること。 今日の里見紝「銀二郎の片腕」は予想外に盛り上がって、とても刺激的で楽しか…

2月6日の出し物

テキストだけでは1回分、取り上げる作品が足りないので検討中だとは伝えたとおり。 高見順好みのボクの興味から武林無想庵の「「COCU]の嘆き」か、いかにも大正的だと言われる佐々木茂索「昿日」(「こう」の正字が出ない)のどちらかを考えていたけれど、…

23日は里見紝

今日の有島「小さき者へ」は論じにくいものだと思いましたが、よく議論ができるものだと感心して聴いていました。 もう一人が体調を崩したお蔭で一人発表となったレポ・インパルス君が、突っ込まれる度に揺るいだせいもあるでしょうが、聴かせてもらいました…

16日は有島武郎

尾形クンと酒井クンという、2人の大男が「小さき者へ」を発表します、ガハッ!この数回は浜谷・井上両クンのほかに、矢野チャンやマユちゃん達も残ってレベルアップした議論を聴かせてくれるので、次の授業に行かねばならないヒトがカワイソー。 今回は井上…

1月9日は広津和郎

「師崎行」です。 このところ居残り議論への参加者が微増して、突っ込んだ議論ができて楽しさが増してます。

26日は岡本綺堂

「子供役者の死」ですが、どんな風に論じるのか楽しみです。 綺堂の戯曲については自著『シドク〜漱石から太宰まで』論が収録されていますが、小説の方は昔『解釈と鑑賞』の「大衆小説特集」に短文を書かされたことを覚えていますが、「大衆小説」の論じ方が…

12日は岩野泡鳴

最初の頃は殆どの人が次の授業に急ぐので、人数的には淋しい(それでも内容的には充実した)延長議論でしたが、このところ2回は残って議論を盛り上げる人も出てきてオモシロい演習になっています。 12日は「猫八」です。

12月5日は久米正雄

今日、28日は珍しく(レポの意欲の現れか)多めのヒトが残り、熱の入った議論が延長されてビックリ。 善蔵文学のセンモンカであるマンジュ・鳥井さんの参加もあったお蔭か? いずれにしても、なぜこんなひどいテクストが残っているのか?! という強い疑問…

葛西善蔵「椎の若葉」

オダサクが終わって、テキストは『日本近代短編小説選 大正篇』(岩波文庫)になります。 春学期にやった作品・大井田先生が演習で取り上げた作品は除外します。 具体的には、田村俊子・上司小剣・宇野浩二・内田百輭・川端康成はやりません。最初は善蔵で、…

オダサクの「夫婦善哉」だよ

最後に取り上げるオダサク作品は、今もNHKで再放送している「夫婦善哉」です。 来週から岩波文庫に入ります。(テキストの無いヒトは必ずゲットしておくこと!) 発表したい作品を決めておくこと! (綺堂と善蔵は2人決まっているので、他作品を!)

次回は「世相」

授業中に確認し忘れたけど、来週14日は「世相」をツカサ(井上)とハマちゃんが発表します。 未発表のヒトは早めに作品を決めておきましょう。

織田作之助「木の都」

既に記したと思うけれど、7日は「木の都」です。

24日は「アド・バルーン」

織田作之助『夫婦善哉』(新潮文庫)をテキストにしました。 最初は「アド・バルーン』を3年生の2人が模範(?)発表をします。 31日は意欲的な2年生2人が「木の都」をやります。 その他の作品から、自分の発表したい作品を選んでおくこと。

まずはオダサクから

春学期のテキスト『日本近代短編小説選 大正篇』(岩波文庫)の残りもたくさん残っていますが、岩波書店は書店に大迷惑も考えずに返品を許さないクソ野郎なので、受講者数が確定してから使用します。 とりあえずはダザイやアンゴと共に戦後無頼派の中心作家…