朋あり、遠方より  &  安吾研究会  &  『青銅』

 24日に九州から智彦クン(通称アスパラ君)が来たわけネ。ジンセイで一番大事にしているのは「朋あり、遠方より来た」りて呑み語ることだ、というのは以前記したと思うけど、今回はトモヒコ君なので文字通り「トモあり」なんだネ。この前韓国から久々に来てくれたタムラよりも上の学年で、ボクが学大に赴任した時に2度目(?)の4年生だったと思う。
 男は顔がデカいと韓国ではモテルそうだけど、タムラはデカ過ぎて電話ボックスに入れないという伝説を作ったけど(言い出したのはイチローらしいんだけどネ)、トモ君は一時太りすぎて研究室にも入れなかったそうなんだネ(括弧内は同前)。今はダイエットして普通のデブに留まっていると言っていいネ。電話やメールで時々相談に乗っているんだけど、今回は居合わせたトオルちゃんとジェームスが居続けたので肝心のハナシはできなかったわけネ。二人はトモ君の土産の「魔王」(一升ビンは二万円以上だって!)を味見するというジンセイで貴重な体験ができたのに反して、トモ君は相談バナシもできなかったわけだけど、気の置けないヒト達と呑み語ることで気が休まるだろうから、まぁイイっか。一年間内地留学で通って来たトオルちゃんとの送別呑みも兼ねることができたし、、。近々別の卒業生が来てくれるというので、楽しみ!
 
 今日は安吾研究会に参加してきたんだネ(早稲田だからといって大熊講堂の方に行ったら遅れてしまったけどネ)。少人数で中身のある議論ができるので、一番面白い研究の集いだと思うネ。若い院生二人の発表だったけど、資料や傍証が細かいのはイイ点でもあるものの、大局的な見方が持つ面白さに欠ける点では不満が残ったネ。ボケているのか、一人ズレっぱなしなのに無闇に発言したがる初老のオッサンが時々シラケさせたものの、皆さん対応の仕方に慣れているのか、スルーしながら本筋の議論を続行していたのには感心したネ。こういうボケ(老人)は時々学会に現れるもののようで、昔は近代文学会にも始終発言したがるボケ老人が来て、目立ちたがりのルー小森までをも呆れさせていたけれど、ルーさん共々本筋を離れた発言のタレ流しは反吐を催すネ。(このところルーさんの姿を見ないのは、精神的な衛生上では歓迎だネ。)

 学大近代文学三ゼミの機関誌『青銅』の第40集を発売中です。学生・院生の論が13本も載っていて充実してます。卒業生、或いは一般の方々で関心のある方はお申し込み下さい(送料共1000円)。
184−8501 小金井市貫井北町4ー1−1 東京学芸大学人文社会科学系 関谷研究室 『青銅』編集委員会 (電話は042−329−7244)
今回はイチロー先生はいつも話題になるエッセーではなく、三浦哲郎の「ユタと不思議な仲間たち」論を載せていて読ませるネ。こんな童話(?)みたいな作品も面白く論じてしまうのだから、改めて感心してしまうよネ。
(結構ブログの新しい書き方に慣れてきた感じだネ。)