来年は3時限に移ります

登録者が増えてタイヘンそうですが、幸いに意欲の無いヒトが脱落し始めたようで、大方が座れるようになりました。
話しに付いてこれずに居眠りの症状が出始めたヒトがいたけど、内容が難しすぎるかな?
でも、いつも言っているとおり理解しようとすれば分かるはず、という前提の大学並みの授業をしているつもりだからガンバリなさい!
文学史の授業なので、作品自体を中心化して意見を聞くことがなかなかできないため、作業が聞くだけの単調さを免れないせいもあるか。
それにしても前の方に幾つか空いていたのに、後ろで立っているヒトの気がしれない。眠気覚ましのためなら、リッパ! 意欲を買おう。
来年は否応なく3時限に移るので、生きていたら(今日は談志の死去のニュース)また会いましょう!
(今年単位を取れば、もうオマエの顔など見たくないってか?!)
毎年異なる内容でやっているから、どうぞ!
今日は志賀直哉を軸にした昭和文学史という切り口の最後にしたかったのだけれど、志賀批判をした安吾に入って時間切れになったのは残念。
来週は安吾のプリントを読んでから、志賀達の『白樺』に戻り、「それから」を媒介に漱石とのつながりを触れ、昭和文学に移る。
「蠅」「セメント樽の中の手紙」「夏の靴」も読んでおくこと。
文学史を観念的に押さえても仕方ない、作品を自分で体験しておかないと。