20日は志賀直哉「祖母のために」

高橋敏夫の論を取り上げます。
今村仁司の『暴力のオントロギー』という本で展開されている「第三項排除」論をネタにして、志賀のテクストを斬新な角度から切って見せた論。
テクストとそれを料理する道具がマッチした時に、それまでにない味が出せる好例。
チョッと無理が出るのは仕方ないけど・・・道具の使い方次第では面白くできることを知るべし。
(前回の要約は次回に)