20日は梶井です。

更新してなかったようで、申し訳ありませぬ。
次回(明日)は梶井基次郎「闇の絵巻」です。
昔、感動した学生が、この作品の図面を描いて見せてくれたことを思い出した。
前回の中島敦「文字禍」は、力のある二人のレポのおかげで刺激されたせいか、今までになくこのテクストを面白く味わうことができました。
とはいえ井川説のように、「近代」を強調し過ぎると読みが偏向してしまう危険があります。
レジュメを見たフロアーのイズミンが、部分的にエリバに「内的焦点化」されていると言い換えたけれど、後で見ると焦点化というのは言い過ぎだと判明。
読みはリナさんともども刺激的ではあるものの、引用が文庫からというのはイタダケナイので皆さんも注意されたし!