関谷個人としては、一番分かりにくい作家である安吾を取り上げます。
今日本で一番充実している論集である、『坂口安吾 復興期の精神』(数文社)収録の論文をタタキ台にして、その論文で取り上げられている作品を皆で討議します。
具体的には「白痴」「真珠」「二流の人」「日本文化私論」「文学のふるさと」等を大澤真幸・林淑美・関谷一郎・松本和也(立教博士)等のコワイ人達が論じています。
小林秀雄を忌避していた人の参加も歓迎します。
テキストの論集は2割引き(2000円程度)でお分けしますが、林淑美先生の研究室(にてか、所属の院生を通して)で入手できるよう手配する予定です。
@ 以上、各ゼミ(研究室)に徹底して下さい。
次回は学祭がらみで休講ですが、1週間以内には林研究室に用意できると思います。
次の小林の「近代絵画」は11月12日にセザンヌの章です。