BS歴史館  英雄たちの選択  中野信子  久米書店  壇蜜

おススメ歴史番組ネ。と、つぶやきの「ネ」はメンドーだから省くネ。
番組としては終了したのかもしれないけれど(MCの渡辺真理は良かった)、「BS歴史館」はNHKBSプレミアムで火曜午後5時から再放送しているのでどうぞ!
ゲスト3人が結構突っ込んだ議論をするので教えられる。
ただ高橋英樹のようなド素人がゲストの場合、デカイ面して無意味な発言をして白けさせられることがあったのはマイナス(島田雅彦も素人ながら出過ぎだったナ)。
他がそれぞれの専門的な見地で教えてくれるのに、殆ど当たり前のことばかり言ってたのはミス・キャストの代表例でプロデューサー(?)の責任。
でも歴史の専門家と同席するのはトンデモナイ勘違いだったけれど、最近では昼間の歴史教育番組のMCでガンバッテいるようだけれど、そちらは相手が子供だからちょうどイイんじゃないかな。
親の勘違いを受け継いだのか、娘の真麻とかいうアナウンサーが歌って話題になっていたようだが、フツーの歌番組(フツーでないおススメ歌番組は別の機会に!)は見ないからどうでもイイのだけれど、土曜の昼飯を食しながら見ることが多い「メレンゲ」のMCアシスタントでレギュラーで出るようになり、以前のアヤヤ(松浦)でなくなって残念で不快な思いをしているのは、アヤヤの熱狂的なファンである「ゼッツ!」(元同僚で現立教大の舌津センセイ)ばかりではない。
真麻のみならず浅野あつ子(?)も全く若さに欠けて不快の累乗なのだけれど、それにしてもバランスが悪すぎる!(アヤヤやその後を継いだオバカな少女が懐かしい、ファンでもないけど。)
若い子は多忙かつ出演料が高すぎるからかな? 
何も若けりゃイイとは言ってないので誤解なきよう!
その最高(カタカナで書かないところが本気)の例が同じBSプレミアムの歴史番組「英雄たちの選択」に出ている中野信子という脳科学者がスゴイ(ア、やっぱカタカナかな)。
おトシは真麻やあつ子よりも上だろうが、その美貌と色気には毎回引き込まれてしまう。
お顔が好みのタイプだからかな? モデルのマギーが加齢した感じだけれど、マギーはトシとともに崩れることだろう。
艶っぽい上に脳科学(同じ脳科学茂木健一郎はカネに溺れて一時干されるなどウサン臭いところがあるが)という専門的な観点からの発言が、とっても新鮮かつ刺激的で楽しい。
『脳内麻薬』という新書本が売れているそうだけれど、今のところは読む気はしない(発言から内容は察せられる)ものの彼女が出るテレビは欠かせない。
これもおススメ番組の一つ、BS日テレ日曜夜6時からの「久米書店」にゲストで出た時もシッカリ見たゾ〜!(と(録)ったゾ〜! とは言わないけど。)
その際、ダンナが女装趣味だと知って大ウケした。(漱石の女装趣味? についても鏡子夫人が書いてたナ。)
「久米書店」は久米宏がキャスターでアシスタントが話題の壇蜜で、久米さんの番組の進め方・本の薦め方も好いけれど、壇蜜が馬鹿なグラビアアイドル達とは完璧に一線を画した知性と知識を備えた一人前の女性ぶりを発揮している。
板書が的確で字もヘタじゃない(オメエが言うな! ハイ)けど、この番組ではザンネンながら脱がないから、その点は期待しないように!
現役の歴史番組としては、同じNHKBSの木曜夜8時と金曜朝8時からやっている(どちらが再放送?)「英雄たちの選択」がメチャ面白い。
5人ほどのゲストとMCの磯田道史が「英雄」のあるべきだった「選択」をめぐって激論をするのでワクワクして見ている。
例えば信長亡き後、秀吉はどうすべきだったか? を当時に遡って議論するから面白い。
ゲストの判断が出揃ったあとで、磯田さんが思い切った自説を展開するのも興味深い。
この御仁は歴史番組に出過ぎで卑弥呼が取り上げられた時のように場違いな感をもよおすこともあるものの、基本的には傑出した歴史家の眼を持っていてイイことを言う。
わが大石学センセイ(元同僚)も意外に切れ味が良くて磯田さんに引けを取らないので、最近よくテレビ番組の画面で会えるのが楽しい。

歴史はもう結構! という人もいるだろうから、この辺で。
次の機会には音楽番組にしようかな。