大好きな番組ながら、最近ディレクターだかプロデューサーだかがあまりにも安易な人選ばかりするのでシラケ気味だヨ。古市憲寿や林真理子のような無知・無教養で《絶対値》（MCの磯田道史さんの言葉）の薄いヤカラを呼び、番組のハードルを下げて視聴率を稼ごうなどという魂胆でいると、ボク等のような固定ファンも離れていってしまうヨ。今回呼んだ山口真由もそのクチで、見た目もバカながら言うことも無内容だったネ。古市や林ドブスと違っていちおう田沼意次について勉強してきたと言ってきたものの、結局役に立たずにゲストの歴史家の見解に賛同するだけだった（ボク以上に激しく山口真由を嫌っている仲間もいるヨ）。
使い物にならない点では萱野稔人も似たようなもので、専門分野を持たず（持てず）に隙間で生きている存在だけに便利でよくゲストとして呼ばれているものの（根が出たがりなンだろネ）、今回は経済的な知恵が求められていただけにほとんど当たり前で不要な発言に終始してたネ。勉強家で切れ味の良い高橋源一郎だったらもっと期待できた気もするけれど、今回は苦手意識があって断ったのかな？ 中野信子さん同様に、己の守備範囲がよく分かっているのかもネ。磯田さんもいつもの冴えた発言が聞かれず、他の専門的な歴史家２人（ゲスト以外にビデオ参加が１人）の解説が際立って面白くて教えられたネ。
専門家なら誰でもイイという具合にはいかないので、その点でも人選は要注意だネ。先日他の歴史番組でやっと名前が判明したのだけど、中世史家らしい細川重男という人は寒気がするネ。しゃべり方が横柄で声も不要に太いから、何を言っても押しつけがましい。その点クレージーケンバンドの横山剣に似ているかな、汚いダミ声なのに平気で叫ぶように歌うオヤジ。どちらも生まれながらの嫌味なのだろうから、傍から文句を言うナと言われればその通りで申し訳ないけれど、どうかテレビに露出しないでもらいたいというのが切なる願い！ 頼むヨ。
