三好文子を不良オバサンにする会

23日は毎年継続している、師匠・三好行雄の命日(20日)の集まり。
墓参の後でご自宅で深夜までの「献杯」というのが恒例。
数人が公私にわたる支障があって、今回は10名超の参加。
昔は奥様の手料理を味あわせていただいていたが、数年前からはワカ(ご長男)の本格的(?)な料理を楽しませてもらっている。
ただし参加者が老化するばかりなのに種類も量も増える一方の感じで、毎年食べきれずに沢山残るのが心苦しい。
その辺の事情は何度も申し上げているのだけれど、なかなか理解してもらえないので困るばかり。
オマケに帰りにはお土産まで持たされてしまうので、個人的には強く止めていただくよう申し入れたり、固辞したりしてきた。
三好家に余計な散財させるのは本意ではないのは参加者全員の気持ではあるものの、その気持はなかなか表しにくいもの。
ご生前、先生にも直言してきた「問題児」なので、奥様にも遠慮なく思ったままをお伝えしてしまうので煙たがれている次第。
ともあれ50代後半以上の「老人」の集まりながら、30代の昔と何ら変わりなく呑んで談笑しているのだから、仏壇横の先生の写真のお顔が恨めしそうな表情に見えるくる。
「三好文子を不良オバサンにする会」はこんな調子で、ご命日の他に夏休み中の温泉旅行と忘年会(深夜まで)に奥さまとワカを誘って呑みまくっている。
先生逝去後に奥様が引きこもってしまわれたので、夜のチマタに誘い出して呑めや歌えやの無礼講から始まったものが発展した会である。
後輩たちが「三好文子を真っ当にする会」などというのをデッチ上げ、年に一度外で大人しい(一次会のみ)食事会を催すようになったのは笑えたけれど、三好家に負担をかけ過ぎているようでセンパイとしては見逃し難い。
さりとてオジサン(老人)達に比べれば潜在的なパワーを保持しているので、後輩たちに補完してもらう比重が増えていくのも心強いかぎり。