立教大学日本文学科春季大会  崎山多美  金子明雄  梅崎春生

立教大学の院(学部も時々)では長いこと非常勤講師として授業を担当させてもらっていたので、たくさんの院生・卒業生の知り合いも多いことだし毎年学会には顔を出すようにしている。
さきほど今年度の春季大会の案内を覗いたらユータやナカイマンが発表するのみならず、何と崎山多美の講演もあるというので是非行こうと心に決めたしだい。
崎山多美は立教院でも取り上げた沖縄文学特集の際に出会った優れた作家、未読の人はカワイソー(ただし文庫は無い模様だからアマゾンでゲットするとイイ)。
おまけに人間としての評価も高い金子さんの発表(?)もあるので、レベルの高い充実した学会であること請け合い(ただし藤村は興味の無い作家で師匠の藤村論も未読のまま)。
だれでも歓迎してくれるから、ファミリーの皆さんにも参加をおススメします。

■2015年度 立教大学日本文学会大会■

期日:2015年7月4日(土)※12:30受付開始
場所:立教大学池袋キャンパス 5号館5121教室


◇研究発表 13:00〜16:10
1.「認識」という漢語の考察/肖 江楽(後期課程1年)
2.『源氏物語』における「ことつく」――その機能と意味について/蕗谷雄輝(後期課程1年)
3.梅崎春生「飢えの季節」からみる飢餓とヤミ市の時代/渡部裕太(後期課程1年)
4.崎山多美「水上往還」論/仲井眞建一(後期課程1年)

5.〈中世日本紀〉研究の射程/原 克昭(文学部助教
6.島崎藤村「新生」の問題圏――スキャンダルと文学の閾値/金子明雄(文学部教授)

◇講 演 16:30〜17:30
崎山多美氏 「シマコトバでカチャーシー
  ※講演についての詳しい内容は「公開講演会の開催について」をご覧ください。