反米・反ロ・反中国  安倍晋三同調者の低能ぶり  加害者意識

苦労知らずで世間も知らないので机上の空論を国会の数だけで押し切るのがバカの一つ覚えの安倍晋三が、ジジイの岸信介のマネするのが政治だと勘違いしてひたすらアメリカ追随をするのが日本のためだ、と憲法違反まで犯してしまった今日この頃。
いつまでも沖縄から基地を撤退させないアメリカが犯し続けた前科も多大だが、ロシアもそれに劣らず太平洋戦争終戦のドサクサに紛れて千島列島を軍事侵略したまま変換せず、一方では満州の日本人をシベリアに「拉致」(北朝鮮だけの特技ではない)して寒冷地で強制労働させて何十万人も殺したことも、忘れてはならないことだ。
早くからシリアの独裁者アサドをバックアップして民主勢力の弾圧を抑え込んできたロシアは、ISを攻撃すると言いながらも反独裁権力の勢力圏を空爆したのだから、千島列島占領維持も想起しつつプーチンやメドベージェフ(そんな名だった?)の憎々しいツラをブチ殴ってやりたい気持が込み上げてくる。
中国は中国で、アメリカがアジアから大幅に撤退したことをいいことに、まるでアジアの海は中国の私物だと言わんばかりに好き勝手に荒らし回ったり(日本のサンゴや魚類)基地を作ってベトナムやフィリピンを圧迫したり、清や明の帝国時代に戻ったかのような暴虐ぶりで怒りが抑えがたい。
これでは安倍晋三やヤツを支持するオバカたちの暴走も「ごもっとも」と大目に見てやりたくなりそうになるものの、そこが大事な「思案のしどころ」というもの。
何度も繰り返して記してきたように、他者を非難する前に自己を対象化・相対化する理性と知性が肝心。
(と、ここまでは昨日テレサ・テンに続きちあきなおみという、この上ない歌手の特集をBSジャパンで聴きながら(録画も)記したもの。
深夜にはNHKBS1でマリア・カラス対テバルディという特集をやったのだから、「なんという日だ!」。
今日は一押しの番組「英雄たちの選択」が古田織部だったのでジックリ見た後で、今はBS日テレの「歴史捜査」で天草四郎を見ながら記しているところ。
それにしても片岡愛之助の役回りがジャマなだけで、せっかくの四郎に関する新知識の紹介が素直に楽しめない。
不要な狂言回しをしているだけの愛之助のバカ面が目立つだけだから、番組の作り方を変えるべきだ。)
本題に戻ると、日本人として他国を非難する前に自己対象化すると、千島侵略に対してはシベリア出兵(ロシア革命のドサクサ紛れに侵略を企みながらも未遂で終わった)やノモンハン事件を想起すべきだろう。
アジアは自分のモノだと言わんばかりの中国の我が物面を非難する前に、今の中国のやっていることは戦前の日本がもっと露骨に武力侵略しまくったマネだということを忘れまい。
従軍慰安婦のみならず南京大虐殺も無かったことにしたがる安倍ファンと同調者たちの、無知低能ぶりを冷静に批判する理性を保持していないと、自ら進んで米軍と共に戦う場に若者たちを送ることになる。
誰しもがナチに加担してしまう(してしまった)という人間認識と、ツライ歴史を持つドイツの自己検証の誠実さを学ぶのは「今でしょ!」。
林修は忘れられる時が来ても、日本歴史を被害者意識だけからではなく加害者意識を持って振り返ることを忘れてはならない。