額のケガ

釣り部の活動の際に湯舟で居眠りこいて額が割けて出血が止まらず、居合わせてヤマグチ君に心配かけたけど、たまたま隣りの女湯にいたハッちゃんにはカーン! と乾いた響きに聞こえたそうで笑えた。
タイルに思い切り頭突きをしたのだから、そのくらいの音がしても不思議はなかったけど、傷を見た参加者がその後も心配のメールを寄せてくれたので、痛みもゼロでキズも忘れていた身としては恐縮し続けた。
止血したら細長い月形の跡がカサペタとして残ったので、温泉から戻った後の二次会でも心配してくれた仲間に「この額の月形カサペタが見えないか!」と月形半平太(若い世代は知らないか)のセリフで応えたものだ。
時々鏡でキズを見ると思い出すものがあって笑えた。
宇大に居た頃、高校教員の集まりに呼んでもらって講演したのだけれど、もらった謝金7万円を集まってくれた仲間(といっても当時は皆学生)と使い切ろうと4・5軒飲み歩いた。
親譲りだと思うけれど、臨時収入が入ると仲間で使い切るという発想があるので、その後も実践してきた。
原稿料のように多くない場合は少人数で消費してしまったけれど、今たまたま「コリアンウエーブ紀行」という番組を見ていて去年の韓国講演後の呑み会を思い出した。
学大修士(中央大博士)のファンファンが呼んでくれ、前学大国語科助手のメイと共に行き、韓国の大学教員のエイショウ君(日本人)を含め4人で2晩楽しく呑んだのだった。
画面に映ったプヨ(扶余)は懐かしいけど、話は宇大時代のキズに戻る。
最後の店だったかで居眠りをしてグラスの縁に額を打ち付けて割けキズが残った。
翌朝覚えてなかったのでツク法師に尋ねたら、電話の向こうで笑いながらキズの由縁を明かしてくれたが、その時のキズに似ているのを思い出す。
2週間経つのにまだキズ跡が分かるのだから、出血が多かったのも当然で二次会の仲間が心配メールをくれたのも納得。
皆さんも酔って風呂に入る時は十分の注意して下され!