銘酒と美味酒肴(ツマミ)でこの世の天国!

釣果はゼロだったものの、その代わりのように昼間っからアマッチ・呑み部長差入れの最高級白ワインを堪能できて言う事なし。
もちろん湯上りのビールも高級でふだんは呑めないものばかり。
これでは夕飯時のミズ(日本酒の隠語)が落ちて感じるかもと心配したけれど、前回呑み残した作家センセイ差入れの〆張鶴とタミさんから伏見直送の美酒2本は十二分にミズの役割を果たしてくれた。
タミさんの酒は学会参加のついでの観光で、佐々木蔵之介という役者の実家である酒造会社を訪れ、そこから送ってくれたものだ。
この役者はこれといって取り柄もない感じなのに何故使われているのか分からないけど、酒の方はスゴク美味だった。
北見の肴(魚のみ)がふだん以上の豪華版だったので皆さんビックリ! 参加できなかった常連がカワイソーなくらい。
この前の釣り部の呑み部が、落ちる一方(値段は上がる一方)だった海紅豆(人魚の湯)だったので、北見は一段と高級な魚介類が揃っていて「食べる竜宮城」だった。
いつものサザエ(人魚の湯ではこの2年は出なくなった)のみならずアワビ、何年も食してないカワハギ(独身時代はよく釣って食べた)など絶品揃いで大満足!
漁師でもめったに食べられないというスズキの卵煮も全員に配られて驚き、刺身は他にも数種類あったけど食べてないので不明。
毎回出される魚フライが(合宿の時と異なり少人数なので)揚げたてで絶品! 2枚とも食べた上にメバルの煮魚も食したので刺身は若い仲間に任せたしだい。
昼寝はしたものの、前夜がほぼ徹夜のような状態だったせいもあって、いつも以上に呑みながらうたた寝をする呑み方だったボクには後半の記憶が無い。
時々意識が戻ると1年ほど前に酔ってケガした額をかばうように、テーブル上に畳んだTシャツがおでこが当る位置に置いてあった。
外で呑むのが怖くて避けるようになったけど、呑んでそのまま眠れる旅先で呑むのは安心できるので楽しさ倍増。
後半にはタミさん持参の高級シングルモルツが振る舞われたけど、ウィスキー好きなアマッチが少量飲んだだけだった模様。
日本酒も1本余したくらいだから、その他の酒までは無理だったようだ。
ともあれ呑みも食も素晴らしい竜宮城だった! 宿は北見に限る。