LGBT  マツコ・デラックスなど

最近覚えたのだけれど、レズ・ゲイ・バイ・トランスの頭文字で、ヘテロ以外のこの種の性的現れをまとめて言う言葉だそうだ。
珍しく放送大学でこの問題を取り上げていたので驚いたが、とても勉強になった。
例えば日本にはこの種の人たちが500万人いると言われてビックリギョーテン、認識を改めなければいけないと痛感。
最近この種の人たちが露出し過ぎる傾向があるので嫌悪感を抱く人も多かろうが、公言できずに苦しんでいる人が想像をはるかに超えて存在しているのだから考えを改めねばならないということだ。
たまたまテレビで聞いた、親に告白したら親子の縁を切られたという話は特別な例でもないらしい、というのだから驚く。
マツコやミッツ達がむやみに受ける一方で、世間にはこの人たちに対する偏見は強固でバランスが悪すぎる。
足して二で割るという発想ができれば少しは改善されるだろうが、・・・無理だよナ。
あんなに醜いマツコがバカ受けしているのは、皆に「どうせオカマだから許してやる」という上から目線があるせいなのだろうか?
前にも書いたけど、ボクがマツコを反吐が出るほど嫌うのは、見た目も言うこと(つまり内面)も醜悪極まるからで、「オカマ」という要素は関与していない(と思う)。
マツコが大声を発して近所迷惑なデブのオバサンだったとしても(似ている!)、同じ嫌悪感を抱くものと思っている。
それにしても人間の(動物の、というべきか)性の在り方の不安定さには瞠目すべきものがある。
ヘテロが当たり前なのではなく、量的に多いというだけなのだと認めなければならないということ。
海釣りでよく釣れるベラ類がフツーに性的転換をする(集団で1匹だけのオスがいなくなるとナンバーツーがオスになる)ということは知っていたけれど、クマノミやハゼの仲間も同様だと最近知った(朝日新聞11月29日)。
魚類とは一緒に考えられないけれど、人間の性もそのくらい動的に捉えておかないと、意識しないうちに差別してしまうことになる。
最近やっと自治体でもトイレに気をつかうようになってきたようだけれど、以前に女子トイレで逮捕されたこの種の男性がいてテレビのニュースに流れたので気になっていた。
何でもそうだけれど、当人の気持になって考えることが大事で、已むに已まれず女子トイレに入らざるをえなかったとすれば、逮捕していいのかどうかという問題として残るだろう。
難しい問題だけれど、自分がヘテロだけに十分すぎるほど注意していないと意図せぬままに差別することになるので、自己点検を怠らないようにしなければならないと考えている。