「あさが来た」  広岡浅子  志學館大学  

ボクが朝ドラなんか見るわけないだろ! 「あさが来た」という表題も今テレ番で調べたくらいだもの。
ドラマの宣伝が流れて主演女優らしいのを見たことあるけど、嫌いなタイプだったナ。
ともあれドラマを見るとすれば歴史モノくらいで、BSの「岳飛伝」は思い出すと時々見ながらも片手間に軽い読み物を読んでるヨ。
最近はヒグラシゼミの流れで松本清張「形影 菊池寛佐佐木茂索」を見ながらだナ、確か指サックさん(山田有策氏)が学生推薦図書に上げていたのでネ。
相変わらず清張は芸も無く、菊池寛のコンプレックスに自分の劣等意識を重ねていて苦笑してしまうけど。

なんで全然知らなかった広岡浅子について記し始めたのかというと、今「にっぽん! 歴史鑑定」で取り上げているからだ。
MCが田辺誠一で邪魔にならないネ、それに比べると「解明! 歴史調査」の片岡愛之助は無用で最低の存在だネ、「THE歴史列伝」の六平直政よりもジャマだネ、番組的には(愛之助よりもディレクターのせいだろうけど)。
「あさ〜」などをブログに書く気になったのは、解説者として突然イズミちゃん(原口泉)が出てきたからで、元気そうで良かった。
昔はNHKの「歴史秘話ヒストリア」が鹿児島関係の人物を取り上げると必ず出てきたのだけれど、このところずっと見かけないので死んだか病気かと心配していたところだったので。
彼とは大学入学時に同級生になった間柄で、全共闘運動では共にクラス員として闘った仲間。
クラスは一緒でもイズミちゃんは社青同解放派支持だったのか(三鷹寮だったからかな?)、青ヘルメットだったのでクラスでは違和感があったけど全共闘グループは皆が仲良しだった。
 (と記したところで番組の時間切れで中断)
ここからは翌日深夜、先ほど仕事机で呑みながら寝入ってしまい、目覚めたところ。
イズミちゃんが突然テレビ画面に出た時は、顔にあまりに老人じみたシワが刻まれていたのにビックリしたけれど、彼はボクよりも2歳くらい年上だったことも思い出した。
父君が鹿児島大の歴史学の教授だったので、その後を襲うべく浪人しながら東大を目差したという話は同級の三井クン(松山で弁護士をしてる)から聞いたこと。
市村正親の顔のシワがヒドイので驚くのは毎度のことながら、彼が20歳以上若い篠原涼子(確か同郷の群馬県人で井森と同じ)と結婚できたのは励みにはなるものの、タイヘンだろうナ。
話はイズミちゃんで、イズミちゃんというと今のボクの意識は佐藤さんで、勝手に妹のように活躍を喜ぶ半面あまり説得的でないことを言うとダメだしをしたくなる相手なのだけれど(『文学』の〈反・漱石〉特集以来かな?)、原口泉は鹿児島大を定年退職した後に今も元気で志學館大学に勤務している模様。
志學館と言えば、最近では嶋田直哉さんの論文には(松本和也氏の論ともども)強烈に教えられることがあったのだけれど、鹿児島県には優秀な教員を揃えた大学があるのだ! と訴えておきたい。
イズミちゃんが全共闘魂を忘れていなければ、若い教員やヤンチャな学生を弾圧するはずはないと思うので、志學館大学をおススメする次第。
酔っているのか、なにやら変な落ちになってしまったけど、まァいいかな。
今日はこの辺で寝よう・・・