「焼肉ドラゴン」 鄭義信の三部作  真山青果

以前、鄭義信(チョン・ウィシン)の大傑作「焼肉ドラゴン」をおススメしたけれど、3月7〜27日に新国立劇場で上演されると朝日新聞の文化欄にあった。
ビデオを見ることができる人には貸せるけれど(最近はモーツァルト「レクイエム」のビデオとDVDを3種類の演奏で貸す予定)、映画と同じでできれば舞台で観た方が感動が深いはず。
三部作を3〜6月に上演するそうだけれど、「パーマ屋スミレ」ならブルーレイで録画したあるのでこれも貸せる。
ただ「たとえば野に咲く花のように」という作品については全く知らないし録画も無い。
三部作については、新国立劇場ボックス・オフィス(03−5352−9999)に問い合わせてください(5400円など、と記されています)。
演劇・音楽のビデオやDVDなどはファミリーの皆さんには貸し出ししてますから、観たい聴きたいものがあれば請求して下さい。

@ 演劇はイイなぁ〜・・・戯曲を読むだけでも。
 中野信子さんも出ていた「英雄たちの選択」の渡辺崋山高野長英にいたく共感して、真山青果「玄朴と長英」を読み返して(冒頭だけは覚えていたけれど後はリセット状態だった)初読の時には理解できなかったであろう点も分かった上での感動を強くした。
 院生時代に授業場所だった越智治雄先生の研究室の書棚に真山青果全集が並んでいた光景を思い出すけれど、あのころは青果などには全く関心がなかったものだ。
 先生のお蔭で演劇にも興味を持てるようになったけれど、その感謝の念を伝えられないのが虚しい。