カラヴァッジョ「ナルキッソス」

今(金曜夜8時〜、BS日テレ)「ぶらぶら美術館」でカラヴァッジョ展を観ているのだけれど、いつものようにしゃべり過ぎの(でも誰かのようには番組から降ろされない)山田五郎学芸員の解説が面白くて役に立つ。
レギュラーのおぎやはぎの小木が体調不良で出ていないのも嬉しいが(不要なバカが余計なことを言うのは鑑賞上ジャマなだけ)、先日のブログで来日していないだろうと記してしまった「ナルキッソス」を観ることができるのはサイコーの悦びだ。
ケンキューカチョーが絵葉書をくれたのは、今回展示されていたからだと納得、彼がハッキリ言及してくれなかったので不明だったもの。
それなら尚のこと皆さんにおススメしたい、カチョーが観られないまま帰郷したというダヴィンチなんかよりも遥かに素晴らしい!
今日は10時からまたカラヴァッジョを取り上げるようだけれど(NHK地デジ)、ゲストからすると作品よりも人間の方に焦点を当てるのかな。

@ 人間としては疑問が残る人である面の解説もあるようだけれど、人間としての評価はその芸術と混同するのは愚か者のすること。
  津島修治はロクでもない人間だったけれど、太宰文学の達成度は類例が少ない、安吾しかり。
  愚か者の多さには耐えがたいのが現実ではあるけれど。