鈴木雅之上手い  加山雄三下手っぴ

先週木曜(21日)夜に書き始めたままの記事の続き。

久しぶりにブログ更新に励んでいるのだけれど、BS朝日夜9時からの加山雄三の番組を見ながらだ。
加山雄三のあの押しつけがましさが嫌いなので昔からスルーしているけれど(人は悪くないようだけれど)、時には泉谷しげるが出演したりするので要チェック。
おそらく加山の人気落ちなところを「現役」の歌手を登場させてカヴァーしているのだろう。
最近は鈴木雅之という歌手に注目していたのところなので、番組のゲストとしては歓迎して聴いたり録画したりしながらブログを記していた。
名前を間違えた「いきものがかり」も含め、歌手と呼べないほど下手なタレントに平気で歌わせるので聞いていられないことが多い中で、去年だったか鈴木雅之の圧倒的な歌唱力を発見できたのは収穫だった。
デビューした時のグループ名は忘れたけど、ラッツ&スターの頃に続く「不良」のイメージに馴染めなかったものの、独り立ちしてからはクサいイメージにもかかわらず聴ける歌手だと思っていた。
「カヴァーズ」という番組で知った田島貴男という歌手も、当初はクサイ度合がひどくて拒否反応が強かったけれど、繰り返しこの番組に登場するのを聴いているうちに上手い歌手だと感心するようになった。
先般登場した時は、絶品の評価言語を持つMCのリリー・フランキーが「田島がいるとスタジオがまるでインドネシアのようだ」と表現したのだけれど、あまりにハマった表現だったのでメチャ笑えたもんだ。
ともあれこの2人の歌は録画しているけれど(鈴木は最近2度も長時間番組で特集されていた)、加山雄三と鈴木がデュエットした時には歌の上手い下手があまりにハッキリと出たので、加山がひときわ嫌いになった。
よくもあんなダミ声で歌えたもんだ、若い時は少しは歌手らしい声だったのかな?
それに比べるまでもなく、声も歌唱力も鈴木雅之は素晴らしいと思う。
女性歌手には上手いのがたくさんいるけれど、男性ではあまり思い浮かばないナ、誰だろ?

死んだ巨泉も押しつけがましかったけれど、デブだったせいかそれなりの愛敬もあったナ。
加山雄三は巨泉のように脱税その他の悪行は聞かないけれど、押しつけがましさが嫌味なだけでファンがいるというのが信じられない。
押しつけがましさというと、昔はジャパネット高田やルー大柴が代表していたけれど、最近は厚切りジェイソンおぎやはぎの小木、あるいは永野とい芸人だろうか、竹山はだいぶトーン・ダウンしているし。
ジャパネット高田は幸い「チェンジ」したものの、その代わり松本一志のCMでウルサイのがあってすぐに消音にしている、松本自身は嫌いじゃないけれど(ダウンタウンがそれほど売れない頃の深夜番組から見ていたものだ)。
ウルサくて嫌なヤカラを上げていたらキリが無いので止めよう、疲れたし。