放送大学  フランス語入門  青山昌文  吉田光男  山本真鳥  阪神の岩貞

五木寛之や小椋圭は定年後(?)に大学に入り直して勉学に励んだ、というのは知られていよう。
今さら学士入学するほど関心がある分野も無ければ、ヒマもカネも無いものの、広い知識欲(?)めいたものは自覚している。
そんな身には放送大学は持って来いのもので、主に気分転換も兼ねて見ることが少なくない(読み書きに集中している時は見ない)。
ときどき覗く複数の宇宙関係の講座は難しすぎるけれど、昔とは一変している宇宙観を知ることができるのでとても興味深い。
欠かさず見るようにしているのはフランス語とハングル講座(両方ともNHKの番組も)ながら、ハングルの方は予復習ゼロだからいっこうに進歩しない。
ただフランス語講座は新装されないままなので、(坊主頭の中学生のガキがカツラをかぶったような)日本人女性のカタカナ読みのフランス語の発音には怒りを禁じえない。
早く番組全体を作り直すべきだ!
オペラやミュージカルでは素人並みの無内容な番組作りをするくせに、なんでも顔を出したがる青山昌文の番組も新装されていないようで、たまに覗くと「実に素晴らしい」や「印刷教材に書いておきましたけれど」等々の単細胞丸出しの大脳から繰り出されるお決まりのセリフには呆れて見続けるのがイヤになる。
放送大の元副学長の吉田光男が、学生時代に笑わせてくれた嘲笑相手を表現する言葉を思い出す。
「アイツの脳ミソには数が限られた穴があり、そこにタマが入るとメシ食ったり・クソしたり・マスかいたりするだけで、他には何も考えてない。」という、他人を陰でバカにする名言だ。
特に右翼の連中をあざ笑うにはピッタリの言葉だったので、ヘイトスピーチなどの記事を目にする度に思い出す。
もちろん吉田が同僚(?)の青山の脳軟化をこの表現で発言したということではないので、誤解のないように。
でも青山の脳の中には「実に」「素晴らしい」など数個の穴があって、そこにタマが入る度に同じ言葉をクドイほど繰り返すというイメージは笑える。
吉田は朝鮮古代史ながら日本史の五味さん達と「歴史と人間」シリーズを続けていて、この番組はだいたい(吉田の孫文以外は)無難ながらも吉田お得意のオフザケができないのが苦しそうに見えてしまう。
(ちなみに前にも記したけど、吉田光男は生田に住んでいた学生時代、同じ下宿の隣りの部屋の住人だったお笑いの師匠。
学生時代といえば、文化人類学の山本真鳥(旧姓・石川)さんはボクと同級生で、あの頃のボクの服装の色のセンスにいつもケチを付けていたものだ。)
吉田は年上ながら相変わらず元気そのものだけれど、(伏字)
おススメは「人格の心理学」と本年度から始まった「世界の文学」(月曜午前11時15分)。
後者のMCの1人は芥川賞作家の小野さん(正嗣だったかな、立教大の教授)で親しみやすいけれど、内容は馴染みが無さすぎるという意味では難しい。
でも先日のパレスチナの文学(第7回?)は岡真理(京都大)さんが分かり易く説明してくれていたので、とても面白かった。
岡さんは原稿を読む方法の講義をしていたが、一般にこのやり方は読むスピードが理解するスピードを超えがちなので分かりにくくなるものだけれど、程よい速さで成功していた。
ともあれ「世界の文学」はアフリカや南米等々の未知の文学を紹介・説明してくれるので、とっても貴重で興味深い。

@ 今日はタイガースが岩貞投手の大活躍で巨人(それも菅野相手)に1対0で勝ったので(日ハムは1点差で負けたものの)、上機嫌でブログを記していたら長くなってしまった。
  菅野は甥っ子に似ているので嫌いじゃないから(嘘つき澤村は見るたびに殴りたくなる)、指サックさんのジュニアであるナッキー山田に似ているヨシノブ監督同様に応援している。
  もちろん阪神のアニキ監督も、弟分のカープの新井も、義理堅い黒田投手もそれぞれ心底から応援しているけど、野球について詳しいことを書いているとキリが無いので止める。
  工藤監督は昔から好きだけど、社長が不快なのでソフトバンクも嫌いだけれど、今日久しぶりに好投した東浜投手はヒグラシゼミの半常連の津久井クンに似ているので嬉しい(まだ書いている)。