広島ザンネン! 阪神やっぱり、ゴメンナサイ!

広島ではスゴイ盛り上がりだったのだろうけど、今日の優勝は無いものとほぼ確信していたらその通りになった。
広島はあの調子で勝つだろうけど、阪神がいつもの調子でまた負けるだろうと思っていた。
阪神というチームの根本的なアイデンティティからして、こういう時には決まって負けるのだから仕方ない(と諦めると関西の阪神ファンから叱られるけれど)。
ボクは元々西鉄ライオンズのファンで、巨人を破って日本一を続けていた時の三原脩監督が西鉄を去ってチームを変えるたびにそのチームを応援していたから、三原監督がセリーグに移って大洋ホエールズ(現Dena)を初優勝させた時の記憶もハッキリしている。
その流れでヤクルトも応援した頃もあったけれど、三原さんが監督を辞めてからはアンチ巨人の先鋒として阪神を応援するようになった。
その頃から(学生時代)肝心な時には必ず負けるチーム・カラーが定着していた感じだったけれど、時々思い出したように強くなることがあった(そんな時に発作的に優勝したりして)。
でも今日のように広島の優勝が懸かった大事な巨人戦(しかも甲子園球場で)で、「お約束」のように3連敗してしまうのだから、苦笑するしかない。
今日の試合も途中までは「ヒョットして?」と期待しないわけではなかったけれど、疲れて手許が狂い始めた投手の交代が手遅れとなってご存知のとおり。
金本監督を始めとするなじみのコーチ陣を心から応援してはいるけれど、今年はまだまだ「アイデンティティの呪い」から免れる力量は作れてない。
競争原理の導入で近年に無いほどのヤル気は感じられるけれど、目標を持っているチームには敵(かな)わない。
競争は個人の力に止まるけれど、チームとしての目標があると全体の力が結集されるから実力以上に強くなるものだ。

今年は黒田や新井のためにも広島が優勝してもらいたいとシーズン当初から願っていたものの、広島ファンというわけではないから今日の阪神の敗北に怒りを覚えるということはない(やっぱり苦笑しちまうネ)。
ただ呉市出身の大事な友達・カワカムリ君やオスギさん(大学院の女性の先輩)に対しては、元阪神ファン(今は学大出身の栗山監督率いる日ハムファン)の1人としてお詫びしたい気持はある。
学生時代にはカワカムリ君の実家に遊びに行ったくらいだから、呉市には広島市とは違ったこだわり(愛着?)のようなものがあるけれど、先般の旅行会でオスギさんも呉市出身と知って喜んだ。
長瀞駅のホームで広島カープ(カワカムリ君によると昔はカープスと称した時もあるそうだから笑える。笑えない人は単複同形というヒントを上げる)についてオスギさんと2人で盛り上がってしまった。
何度も記した気がするけど、ボクは25年ぶりのカープ優勝どころか、40年前にカープが初優勝した時に後楽園球場(現東京ドーム)で古葉監督の胴上げを見た生き証人なのだ。
てなところで眠れそうだから、これにて。オヤスミナサイ!

プレミアム・カフェの再放送「モディリアニ」はまだ終わらないけれど、録画中だから大丈夫。
彫刻家としてのモディリアニの面は、完全にスルーされている番組だネ。