「半落ち」  森山直太朗  

昨日午後1時からBSプレミアムの映画で「半落ち」が放映されたので観た、退職者の特権を行使しようと思ったから。
映画館で上映されていた時から騒がれていたので知っていたけれど、ミステリーと聞いてずっとスルーしていた、ほとんど興味ないから。
テレビでも時々放映されているようで、最後の法廷の一場面は観た記憶があるけれど何も感じなかった、主人公があれほど深い懊悩を抱えているとは伝わって来なかったから。
ツマラナカッたら途中で止めようと思っていたら、ドンドン引き込まれてしまった。
ミステリーというのがどれもこれ程オモシロいなら、認識を改めなければならない。
映画は素晴らしいけれど、横山秀夫の原作小説はこれほど心を揺すぶられる力があるのかな?
文芸ものはだいたい原作を超えられないものだけど(森田芳光監督の「それから」は例外)。
主題歌がまた素晴らしい、森山直太朗の「歌」という曲、聴けば分かる。