ピアノ音の良し悪し

ヤワな話題をもう1つ。
昨夜まだ酒が抜けきらない時分にテレビを点けていたら、偶然「芸能人格付けチェック」という番組でピアノの音を「芸能人」に判定させていた。
たぶんプロの世界で一番支持されている歴史あるスタインウェイ(&サンズ)と、名も無い古ピアノをピアニストに弾かせ(曲はショパン)、どちらがスタインウェイかを当てさせる問題だ。
このところ院修了生のレイコちゃんとの間でクラシック音楽の話題が続いていたのだけれど、ボクにはピアノの演奏の良し悪しが分からないと正直に言っていたのだネ。
ただ最近のシフはバッハもシューベルトも頭抜けて素晴らしい! とは感じているし、グールドのステキなモーツァルトソナタ全集のレコードは持ってる(プレイヤーが壊れて聴けないけど)。
今日たまたまオープン・デッキでシフの演奏でモーツァルトの協奏曲K.451(ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミア管、1990年)を聴いたら全然良くなかったのは、シフとモーツァルトは相性が悪いのかな?
生で聴いたのは結婚前にアシュケナージとタチヤナ・ニコライエヴァ(昔のソ連)の2人だけど、何がイイのか分からなかったナ。
だからスタインウェイも聴き分けられないと思っていたら、すぐに分かったから簡単な問題だと決めつけていたら、それでも間違える「芸能人」が多いので驚いたものだ。
八嶋智人が判らなかったのは想定内だけど、元宝塚だという真琴つばさ(数年前にテレビで見かけた時は「宝塚」が信じられなかった程ブスだった)が自信満々ながら間違えたのは笑えたナ。
同じブスでも泉ピン子が確信を持って当てていたのはリッパ、ビックリするほど馬ヅラの尾上右近浄瑠璃を語っているだけあって、これも当てていたのは当然かな。
ピアノとオンナは量より質だ、といつものパターンで言っても意味不分明だネ、音量の大きいピアニストが必ずしも良いピアニストじゃない、ということは言えるネ。