恒例の温泉旅行  永井愛「書く女」

ご無沙汰です、温泉旅行に行って来ました(30日の記事に書いたけど)。
毎年夏休みの終わりごろ、海か山を1年おきに行くのだけれど、今年は海の番ながら暑いので山に変更。
海の時はボクが幹事を務めることが多いながらも、泣く泣く(?)山に変更して山梨の石和温泉へ。
石和と聞くとボクには大好きな深沢七郎が想起されるのも決め手になった(ザンネンながら特別に訪れる所は無かったけど)。
でも勝沼が近いので念願のワイナリーに行けたのは収穫。
勝沼ぶどうの丘」で1000円払ってテイスティングの小カップ(?)をゲットすると、時間無制限で呑み放題!
酒池肉林から肉林を取り去った極楽をイメージして勇んで乗り込んでみたら、・・・白ワインは冷えてないし(テイスティングだから当たり前か)赤ワインはあまり高級なものは用意されてなくてガッカリ!
白ワインは「甲州」で世界的になったと聞いていたけれど、やはり冷えてないとネ。
でも温泉は露天がサイコー、夜は日本酒(冷酒)がサイコーで言うことなし。
例によって1度ならずコトキレタのに全く記憶にないけれど、楽しさは心身に沁み込んでいる感じは残っている。

翌日はテレビでその素晴らしさを知った藤代清治の切り絵美術館へ行って漫喫(他のグループは昇仙峡へ)。
チョッと残念だったのは、現在都内で展覧会をやっているとのことで、テレビで見た特攻隊(戦争)ものがそちらに回った模様で見ることができなかった。
でも代りに山下清・「富岳三十六景」・竹久夢二など(内海桂子の絵も)も小特集されていたので満足かな。
名物のほうとう鍋は、慣れない朝食を食べたせいかあまり美味とも思えず、食べきれずに残してしまった。
午後は信玄関係でどこかというので武田神社へ、バスの案内があるのに山歩きのエロシにつられて歩きグループに交ったらとんでもない遠さ。
先日足首を痛めていたので心配だったものの、何とか痛みもなく着いたけど汗だくで歩くのはウンザリしたナ。
帰宅後は疲れて眠るだけと思ったものの、1時間も眠ってないのに目が覚めたのでBSプレミアムのプレミアム・シアターで「BOAT」と永井愛作「書く女」(樋口一葉)を終り近くまで観てしまった。
「書く女」は以前録画したものの、あまり面白さを感じなかったので消去してしまったもの。
今回改めて録画したものの、また観ることがあるかな・・・黒木華木野花は好演しているけど。