【近況】墓参  村上春樹・柴田元幸『翻訳夜話』

 14日昼ごろに自家を出て武蔵野線経由で前橋へ、乗車時間2時間半ほど。私鉄上毛電鉄(ボッチが「鉄男」グループで2度も乗ったとか)まで100円バスで行き、墓地のある駅で降り途中で花を買って徒歩30分近く。新幹線を利用しないのは、その程度の電車の旅が嫌いじゃないからで、それと電車に乗ると必ず眠るので新幹線は怖いのだナ。親父の危篤の時、高崎駅で目が覚めたら新幹線のドアが閉まるところで、降りそこねそうになったこともある(その時は既に親父は亡くなっていたけど)。幸いホームにいた駅員さんの協力で何とか出ることができたのはラッキーだったネ。

 4年前まではJR前橋駅からタクシー往復5000円超で墓参を済ましていたけれど、墓参りした手応えがないので先祖に申し訳ない感じがしていた。やっぱり炎天下1時間近く歩いてこそ、墓参した気になれるというもの。お蔭で帰りの電車に乗る前に凍ったサイダーをゲットし、頭と顔を冷やしながら食べた美味さ! 酒よりウマかった。これを思いついたのは、合宿の3日目の久里浜で凍ったアイスを食べたのがチョー美味かったからだネ。

 ちなみに上毛電鉄はその沿線でボクが小学途中から高校まで育った所で、3年ほど前にやっと土地が売れたのだネ。空地の時は電車からも見えたのだけれど、新しい家ができてからはよく分からない(降りても見てない)。

 

 電車の中ではいつも読書に励もうと思うのだけど、眠り込むことが多いネ。でも今回は眠る時間が少なく(武蔵野線で寝過ごしそうになったけど)、ほとんど村上春樹柴田元幸『翻訳夜話』(文春文庫)を読み続けていたネ。それほど面白くて読みやすいからだし、スゴク勉強にもなったネ。帰りにチョッと大塚英志『「おたく」の精神史』(講談社現代新書、2006年に買ったままだった)を覗いたけど、知らないことばかりで・・・サブカルチャーについては無知過ぎるからナ、漫画もアニメも見ないし、テレビのドラマは全然見ないし。