【呑み部(釣り部)】呑めないユウ君が多数の空き缶を残したのは・・・

 参加する仲間に「介護」される局面が多くなっているけど、今回はすでに記したように手根管症候群という腕のシビレのために左手で重い物を持てなくなっているので、夕食の準備や片付けで何もできず3人にメンドーをかけっぱなしとなった。右手はフツーに使えるので帰りの準備には重いクーラーなどを階下に下ろしていたら、前から痛みが発生する右ひざに強い衝撃を覚えたヨ。身体のあちこちにガタがきているのは情けないかぎりだけど、数回前から堤防のコンクリ上で昼寝する際に柔らかい折り畳み式のマットをアマッチが用意してくれているので、昼寝が気持よくできるようになっているのはありがたいネ。

 中学生の頃から昼寝のクセが堅持されているので、昼寝のしやすい職業に就けたのはラッキーだったけど、入試の際に1日中試験監督を強いられた時には当然のようにチョンボして入試委員会や大学に迷惑をかけたことがある。それについては当時のブログに記したとおりながらボクの責任というより、休む間もなく1日中監督を続けさせた入試委員会の誤った方針のせいだと思っているヨ。研究室のソファは昼寝のためには不可欠だったけど(学生も時々利用してたネ)、釣り場の堤防に敷いて寝られるマットをボクだけのために用意してくれるアマッチの「介護」精神には、自家のパソコンや電話機の修理・維持に尽力してくれたり、出かける時には安全運転で往復運んでくれるユウ君の「介護」精神ともども感謝の言葉もないネ。恵まれた老後ジンセイと言うほかない!

 

 そのユウ君が心臓のカテーテル手術後の養生のため、3ケ月酒が禁じられているのはカワイソーで仕方ない(とはいえ何故か笑える)。今さら禁酒に徹することは無理なので、ノンアルのビールはじめワインなどでアスミンの飲酒に付き合っているとのこと。初日はエサも切れたので早や上がりして呑み始めたのだけど、ユウ君は各種のノンアル酒を10缶ほど買い込んで我々と付き合ってくれたヨ。というより完全に一緒に酒を呑んでいる雰囲気だったネ。

 ユウ君以外の3人はアマッチがお約束のように用意してくれる高級ビールを味わったけど、ツマミはアマッチのお手製の漬物(絶品!)やユウ君お気に入りのチーズなどを生ハムなどで巻いたもので、ほとんどのビールを呑み尽くしてしまったヨ。本番前にデキ上がった感じなので、ボクは夕食前にまた昼寝をして夜に備えたヨ。北見宿の夕食はお約束の高級刺身が並んでいてゼイタクそのもの、今回はキンメダイ中心にムツ・アオリイカ・タチウオ・アジその他忘れてしまった程たくさん盛られていて食べきれない。金谷付近の食堂で評判になったというアジフライなどの皿は、ボクにはまったく手が出ないほどの料理の豊富さだったのは相変わらず。仕上げにはいつも通りのオニギリが出されるのだけど、大好きなのに全く食べることができないのだネ(翌日の朝飯として食べた残りも、帰りにオヤツとして美味しく食べきったヨ)。

 「釣り部」の報告に記したユウ君が昼間急きょ作ってくれたシロギスの昆布締めも食べ頃だったものの、チョッと食べただけで手が出なかったヨ(おおかた残ってしまったのでアマッチがお土産に持ち帰ったのは賢明な判断だったネ)。アマッチが毎回差し入れてくれるワインも赤白共にアスミンの絶妙なコメントのお蔭か、実体以上にウマく感じられたネ。釣りも上手ければ酒類の評言も実に上手だヨ、まことに得がたい稀少な女性だネ。

 無数のノンアル酒類の空き缶を残したユウ君は、「タップリ呑んだ割にはまったく二日酔いしてない!」と自慢たらしく放言してたよ。