【釣り部(2)・呑み部】ベラ爆釣!  日本酒・ワイン各種

 女性やウクライナではなく、釣果について詳しく記しておこう。

 毎回ベラ(キュウセンやニシキベラなど各種)が釣れるのだけどユウ君が持ち帰らないことが多いので、パンサーに食べるように勧めたらその気になったので食べられる大きさのものはキープすることにした。煮ても焼いても美味しい魚で、むかし合宿ではメジナなどとともに焼いて皆で食べたものだ。パンサーはムニエルにして食べると言っていたので、それも美味しそうだネ。

 ベラが釣れたのは保田の岸壁上だったけど、ヘチ釣り(足元の岩場の隙間を狙う)を教えたらパンサーが爆釣していたネ。フニャ君もヘチ釣りを楽しんでいたけど、ボクも初めて見るキレイな魚(10㎝ほど)も釣ったのも珍しい出来事だった。釣果のキスはその場でユウ君が天ぷら用に開いていたけど、いつもながら見事な出来栄えで前回約束したとおりアマッチ家の年越しそばに添えられるはず。後で聞いたらアマッチも天ぷら用に開く技能があることを、スマホで過去の写真を示されて確認したけどトシのせいか覚えていられないのだネ。

 

 29日は4時前に上って呑み部に切り替わったけど、ボクは習慣になっている昼寝を1時間以上して夜に備えた。皆さんは毎回アマッチが差し入れてくれる高級ビールや、栃木組差し入れのものやパンサーの北海道土産の日本酒各種を楽しんだようだ。ツマミはアマッチお手製のいつものチーズと野菜の生ハム巻きその他や、フニャ君作製のチャーシューとカネシロー作製のローストビーフという豪華さ。それらは後でアマッチ差し入れの赤ワインにも合わせたヨ。北見宿の最高級の刺身その他の料理以前にデキ上っていたかもネ。

 目覚めたボクは風呂に入ってから合流してタミルさん(不参加)が送ってくれたナマの日本酒を皆さんと味わったけど、チョとスパークリング気味でジンセイ初の味覚だったネ。北見の刺身はヒラメを丸1尾を中心にキンメやアジや珍しいスミイカアオリイカと同じく甲羅がある種ながら、深場でしか釣れない)などで、さすがに今回は総勢8名だったので完食できたネ。酒は今回はアマッチ差し入れの2本の白ワインと皆さん持参の日本酒各種、タミルさんのもう1本は次回に回した。ボクもカネシローが持参するというローストビーフに合わせて赤ワインやフニャ君大好きなピスタチオを用意したけど、開けずに済んだネ。お蔭でピスタチオはフニャ君への土産となった。

 今回初と思われるカズノコをたくさんアマッチが用意してくれたら、さすがの美食家アスミンの喜びようといったらなかったネ。ボクもナマコやホヤと共にカズノコが好きで時々ツマミとして買って食べるけど、アスミンのカズノコ愛はその後に出されたイチゴ愛に劣らず激しかったネ。細身の身体のわりには呑む量も食べる量もスゴイ、今回は食べ過ぎ・飲み過ぎで翌日は釣りもできずに車で寝ていたけどネ。

 昼寝が十分だったせいか、ボクは夜に強いカネシローの酒の相手ができたのは良いけれど、深夜2時半まで呑んだらしく翌日の早朝釣りには参加できなかったヨ。朝釣りをやったイヤラシ・アマッチ組に後で聞いたらアオリイカが泳いでいるのを見かけたと言うので、残念だった。朝食後にユウ君と2人でアオリイカを狙ったものの、まったく手応えが無かったヨ。29日にパンサーがマダコを釣った辺りでタコを釣る仕掛けで狙ったけど、地元の漁師が密漁だというので止めたものの、仕掛けを買った店で聞いたら密漁であるはずがないとのこと。漁師たちの過剰な「防衛」なんだろネ。

 毎年サイ千代が送ってくれるリンゴだけでなく、去年慰謝料で日本酒を贈ったエロシが返礼でリンゴを送ってくれたので自家はリンゴの山。釣り部に参加した皆さんに土産として少しずつ持参してもらったけど、たくさん残っていたので帰りに寄ってくれたユウ君ペアには半ケース車に積んで帰ってもらったヨ。ユウ君は今回往復全行程を1人で運転してくれたけど、代わるというパンサーの好意にも任せて良かったとも思うヨ。

 むかし「年明けに思うのはまず釣り合宿のこと」という名言を吐いたイヤラシ君の思いを共有し続けているボクとしては、釣り部のたびにジンセイのクライマックスだと感じるけど、総勢8名の今回はひときわ幸福感をかみしめているヨ。

 次回は2月24・25日で外房で主に御宿を狙うけど、その前に初日は乙浜を攻めるというのがユウ君とアマッチの計画らしい。参加希望者はイチローまで連絡ください。