【近況】塀塗り

 以前塗ったのは8年以上前だったかな、去年あたりから緑色や黒ずんだカビが生えているのは気づいていたのだけど、塗るのがおっくうだから放置していたのだネ。しかしフツーの主婦に変身して嫌いな家事をこなしているジャミラから、この10年ほど毎晩深夜ジャミラが寝静まっている時に食器を片付けていることを「チマチマしたことをやってないで塀塗りでもしろ」と言われてしまい、塗らざるをえなくなったのだネ。

 塀塗りといっても下ごしらえ(カビや汚れをヤスリで削り取る)がけっこう大変で時間もかかる。腕も疲れるし、左腕は手根管症候群のシビレが取れないのであまり無理できないしネ。それでも一昨日から昨日にかけて磨き続け、途中からある限りのペンキで塗ったのだネ。磨いてばかりでは疲れるから作業を変えたのは良かったものの、あまり多くを塗れないうちにペンキが無くなってしまったのだナ。

 昨日は雨になるというので作業ができないと考え、ペンキを買いに出かけようと思ったものの検索したら立川のような大きな街でも売っている所が無いのだネ。仕方なしにむかし買った新宿の東急ハンズまで行くこととなったので、ついでに寄れる美術館を検討した結果、パナソニック留美術館にジョルジュ・ルオー展を観に行くことにした。

 塀塗りの下ごしらえは今日(5月1日)も続けてカビ取りはほぼ完成したけれど、ルオー展については別件として書き直すヨ。とりあえずは好きでもない単純労働に励んだイチローの姿を報告してみました。目を避けたくなるような室内(特にジャミラのテリトリーである2階の居間)の状態だったものが、孫の訪問をきっかけにキレイに片付いてきたので、家の周りの壁もキレイにするのも悪くないとは言えるネ。ジャミラが今日帰郷してくれたので、ボクの心もキレイになっているヨ。鬼のいぬ間の塀塗り、といったところかな。