ジョルジュ・ルオーは大好きな画家の1人だ、ジャンセンその他も好きだけどネ(小林秀雄もルオーの作品を自宅に飾っていたというのも後で知って笑えたヨ)。パナソニック汐留美術館はルオーの作品をたくさん収蔵しているからルオーを観に何度も行っているけど、今度は今まで観たことのない作品が展示されているというので、ペンキを買いに新宿へ行くついでに観てきたヨ。日曜はオンラインで予約しなければならなかったので、いつもながら手間取ったけど何とかできたヨ。
ルオーを知らない人やあまり好きでないという人がいたら検索して作品を見てもらいたいナ、そして好きになってくれれば嬉しいネ。今回初見の初期から晩年までの作品を観て分かったのは、やはり戦後の作品はツマラナイということだネ。昔ビュッフェの晩年の作品を観て銭湯の富士山のようにショーモナイと感じたのが想起されるけど、初期のビュッフェが発散していたトゲトゲしさの魅力が完全に失われてしまったのだナ。ルオーの晩年の作品も戦前の強い線と色彩が無くなっていると感じたヨ。だから検索して見る時は、戦前の作品に注目してもらいたいネ。
今回のサイコー作品は「小さな家族」という大きな絵だネ。何時間でも観ていられると言うと大仰だけど、これで感動できなければルオーは合わない人というほかないネ。
検索して美術館へ行ってくれる人がいるとイイね、チケットも今どき安価な1200円だしネ(2000円を超えるチケットもフツーになってきて美術館の敷居も高くなったのは残念至極!)。