【見る】「誰のための司法か〜團藤重光 最高裁・事件ノート〜」

 NHKは同じ番組をくり返し再放送するので、「もうイイよ」という気持と共に皆さんにも紹介して見てもらおうというのもあるので便利でもある。以下に地デジの番組もその1つなのだけど、ぜひ紹介しようと思いつつも果たせずに終わってしまった。最近は澤知久枝さんがミッドウェー海戦の日米に戦死者3500人くらいを丹念に調べたものがくり返し放送されているけど、それも一見の価値ありなのでおススメだネ。

 ともあれググったらそのまま出て来たのでコピペしておくヨ。また放送してくれるとイイけど、その時は見逃さないでネ。

 

誰のための司法か〜團藤重光 最高裁・事件ノート〜

航空機騒音に苦しむ住民が国を訴えた「大阪国際空港公害訴訟」。公害で初めて国の責任が問われた歴史的裁判だ。二審の大阪高裁では「夜間の飛行停止」を訴えた住民側が勝訴したが、81年最高裁は一転して住民の訴えを退ける判決を言い渡す。なぜ結論は覆ったのか。判決から40年余り、その内幕を明かす資料が見つかった。元最高裁判事・團藤重光が遺したノートである。関係者の証言で團藤のノートを読み解き、裁判の内実に迫る。

 

 衆議院選挙のたびに最高裁判事に対するチェックもあるけど(ダメな奴は×を付けるやつネ)、昔はどうせ権力の手先ばかりだから全員×を付けるという方針が選ばれていたものの、その後は信頼できる人も中にはいるのでそういうエライ人には×を付けないということになったものだ。しかし最高裁判事に関する情報など知りようがないので困ったものだが、團藤重光さんのような人が実際にいることを知って感激したヨ。

 発見された資料は最高裁判事の先輩が権力に密通していたことを暴いたものだけど、惜しむらくは当時暴かれたのではなくて過去の内幕であることだ。でもこういう事実が明るみに出ることによって、今後の裁判が権力に忖度することが減ることが期待できるというものだから貴重な資料だよネ。

 ちなみに團藤さんは死刑に反対の立場も貫いた人、詳しくは「團藤重光」でググると出ているヨ。