【回想】料理屋「一駒」  明治ゼミの打ち上げで利用

 「一駒(かずこま)」をすぐに思い出せる学大卒業生はいるかな? 明治ゼミ(山田先生顧問)の卒業生なら覚えている人がいるはずだ。武蔵小金井に自宅のある山田先生の縄張りには、「真澄」と「一駒」という料理屋があって最初は山田先生に連れて行ってもらったのかもしれない。「真澄」の方がチョッと高級で一時期大学院の新入生歓迎会にも使ったこともあるけど、「一駒」は学生で利用したことのあるのは明治ゼミの打ち上げくらいだったと思う。

 というのも明治ゼミの卒業生(グッチ君?)から、学生時代にゼミの打ち上げをやった「一駒」でカラオケを楽しんだと聞いた記憶があるからだ。山田先生も歌うのかと訊いたら全然歌わないで学生の歌を聞いてくれるとのこと。故・三好行雄師の門下生の集まりでも、山田さんは歌わないのでカラオケに参加してくれたのは1度限りなので納得したネ。

 「真澄」の方は上記の門下生の集まりでも1度ならず利用したことがあり、修了後に全員の記念撮影も含めてとても評判が良い。個人的には昭和ゼミのツートップと言われたオハルとオキヌの院修了記念で利用したこともあるけど、「一駒」はまったく個人的に行ったら山田先生とハチ合わせしてチョッと困ったこともある。山田先生が1階で客と呑んでいたので、ボク等は2階に行った記憶があるけど2階があったかな(他の座敷へ行ったのかな?)。

 

 ともあれ武蔵小金井の料理屋の話を書こうと思ったのは、朝日新聞の連載記事の原武史「歴史のダイヤグラム」(9月9日)で「一駒」が言及されていたからだ。原さんが中学生の頃に小金井に住んでいた頃、進学塾に通う際に上りの中央線に乗ると右方向に「ふぐ料理 一駒」という看板があったのが気になったという。ふぐを食べたことがなかったので記憶に残ったらしいが、その後は看板から「ふぐ料理」が消えたとのことだけど、ボクが「一駒」に行った時にはすでにふぐ料理はやってなかった。

 《この店はいまもあるが、「ふぐ料理」の看板は外されている。》と原さんは付しているけど、「一駒」の暖簾(のれん)をくぐったことがないようだ。

 ちなみに小金井には今でもふぐ料理店は無さそうだけど、以前記したように国分寺には北口(古書店「七七舎」のすぐ前)にチェーン店「玄品」があり、大井田先生の退職を記念して千田・ヒッキー両先生も招いてゴチソーしたけど絶妙に美味かったネ!!!