【釣り部】全員で前代未聞の爆釣!  新魚種はギマ

 いつもの金谷漁港で始めた初日は風もなく晴天下で言うことなし、20センチ前後の十分な大きさのシロギスが間断なく釣れ続けたので嬉しい驚き!(前回は数は出たけど10㎝以下のピンギス中心だった)。久しぶりに22・5㎝をはじめ5本で竿頭(さおがしら)になったボクを含め、大小のヒイラギが釣れてしまうのには困らされたものの、地元の老人の散歩コースらしい堤防で釣っていたので通りがかる古老から「ギラ(ヒイラギ)は煮ても焼いてもウメエのに」と言われたヨ。昔からどうやっても食えないので捨て続けてきたのにネ。

 いつもはキスに交じって釣れるメゴチはほとんど上がらなかったけど、大小2尾が釣れて大の方は早くもユウ君の天ぷら夢想につながった。くり返しになるけど、ボクは昔からキスよりメゴチの天ぷらの方が美味いと思うものの料理屋でメニューにしている所は稀だネ。特筆すべきは意外性の男・アマッチがギマ(銀馬)という魚を大小2尾釣ったこと、半世紀海釣りをやっているボクも初めての魚種。温暖化で海水温が高くなったので今までにはない魚が釣れるようになっているのは、必ずしも喜んでばかりはいられないものの、アスミンが調べたら食えるといのでユウ君の料理の結果を待ちたい。

 6名で17本も釣ったので(中のピンギス1本はリリース)午後の釣れなくなった時間からは前回爆釣した(ピンばかりだったけど)保田漁港の高い岸壁に移動したけれど、1本も釣れなかったのは何故だろう? 金谷であれほど釣れたのだから中型キスの大漁を想定したのゼロとはネ。前回パンサーが釣ったカサゴをねらったものの、釣れるのはベラばかりでその後はネンブツダイ(3㎝)ばかり。ベラの中の1尾はシロギスを含めて引きも大きさもこの日最大だったのでキープしてもらったけど、これは正真正銘の煮ても焼いても美味なのに(関東では)料理屋では出ない魚種。関西ではフツーに食べる魚だというのはよく分かるネ。後半はイヤラシが始めたテトラの隙間をねらったけど、釣れるのは食えないネンブツダイばかり。それでも釣りとしては楽しめた模様。

 

 翌朝は5時起きでいつものイヤラシ・アマッチ・ボクの3人で同じ釣り場で始めたものの、強風とうねりに悩まされて釣りにくい上に臆病なキスは砂の中にもぐってエサを食わないのか、2時間半くらいねばったけど3人で4本の釣果のみ。朝食後もすぐに3人で始め、2時間後には残りの3人も合流したけどほぼ釣果なし。午後1時半くらいまでねばったけど、ボクが大小2本のキスと大きなメゴチを釣っただけで終った。前日を比べて正反対の釣りとなったけれど、皆さん前日の釣果があるので満足顔だったヨ。

 次回の年末29・30日の釣り部でも金谷漁港を再訪することにしたので、参加希望者は遠慮なくどうぞ!