【訃報】佐藤正光さんの通夜報告 

 情報を伝えてくれたヒッキー先生に合わせて13日の通夜に行ってきたので、簡略にその報告をします。

 会場が江古田で日大芸術学部がある所であり、学部生の頃には全共闘運動で全学バリケード封鎖で学内右翼(スポーツ学生)と闘って注目された学部だった。高校時代の同級生が所属していたけど、封鎖が解かれた後は右翼が支配していたので大学に戻れなかったそうだ。ボクが訪れた時は封鎖が解かれた頃だったと記憶するけど、いずれにしろ懐かしい感じの土地だったので早く着いた余裕で道に迷いながら街探索の気分だったネ。お蔭で徒歩6分のところを30分かかって汗だくで到着した。参列者が(主催者の予想をはるかに超えて)多かったので、2階の会場には収まりきらずに1階にもあふれたとのこと。見覚えのある顔と出会うのに、教員なのか卒業生なのかも分からない人もいて挨拶のしようがなかったネ。

 完全にキリスト教式の通夜だったのでパウロ佐藤正光を偲びつつ、全員で聖歌を歌ったり・そろって聖書の文言を朗読したりで無信仰の身としてはツラかったネ。仏教なら坊主のワケの分からないうなり声を聞き流していれば済むからネ。もちろんボクはいっさい声を発することなく、黙って佐藤さんを偲んでいたヨ。終ったら軽食が用意されているという案内を無視して(参列者が少なくて用意された食事が余りそうな時には、主催者の気持を察してたくさん食べたこともあったけど)、ヒッキー先生と帰途についた。いちおうヒッキー先生(たち)にゴチソーする財布の用意はしてあったけれど、ヒッキー先生が翌日授業があるのを確認して呑まずに帰ったヨ。

 駅までは木村学系長(釣り部ではシロギス名人)と哲学の井ノ口哲也先生(天パーなのにカネのかかったパーマに見えて羨ましい!)と一緒だったけど、学系長は立場上付近の呑み屋で待っていた同僚の所へ向かった。大学に向かう(研究室に泊まると言う)ヒッキー先生と同じ国立住民だという(ビックリ!)井ノ口先生と帰路が同じだったので安心して帰れたヨ。でも電車内ではほとんど立っていたので、帰宅したら疲れが出た上に風呂で脚を伸ばしたらつってしまったネ。汗をかいたのに水分補給が不足した上に歩き疲れたせいだネ、久しぶりに「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」を飲んだ。漢方薬なのに(?)即効性があるのでありがたい薬だから、同じ症状が出やすい山田有策先生にも紹介したら喜ばれたヨ。

 前日呑んだから呑まないはずだったけど、食事だけだともの足りない気がして西友で安い寿司(駅のマルシェの半値ほど)をゲットしてビール(と焼酎少々)を呑んで寝たヨ。疲れていたせいか、目が覚めてもまたすぐに寝入れたヨ。サトちゃん(佐藤先生)は酒飲みで酔うと歌ったそうだけど、きっと下手だったと思われる歌など聞きたくないものの、もう一緒に呑めないと思うと無念だヨ。

 冥福を祈るのみ!