2011-06-15から1日間の記事一覧

木村陽子は面白い!

いよいよ「砂の女」で木村論を読むのは最後。 昔、原稿で読んだ時から感心しきりの論、改めてその面白さに感嘆した。 何でこれほどの論がすんなり学会誌に載らなかったのか、やはり不可解。 公房の研究者が排他的なのかナ? アヤッカのレジュメは言いたいこ…

有島武郎は盛り上がらない?

土日が法事と桐原教科書の編集委員会でつぶれると、疲れが取れないままの1週間がツライ。 昼間の院ゼミが長編「砂の女」だったせいか、3時間半超かかったので疲れがヒドク、買い出しと食事の後チョッと一眠り。 のつもりが3眠りくらいしてしまってゴメン…

「透視図法」、公房で一番の盛り上がり?

さすがに自主ゼミの手練れ(テダレ)二人のレジュメだったので、キチンと自分の読みが出ていて議論を呼びました。 二人ともカットされた2つの小品まで視野に入れ、テクストを読み込んでいたのはリッパ! いつもは4時過ぎからは次の授業のために退出する人…

ハルオはつまらんが、議論が面白い!

4時間超、活発な議論でした。 「美しき町」(佐藤春夫はどれも)は通読するのに苦労したテクストですが、問題意識を持って読むと面白いようで、それが伝わってきました。 ユキちゃんのレジュメにアイちゃん他数人が噛み付いた形でしたが、中でもハルキから…