有島武郎は盛り上がらない?

土日が法事と桐原教科書の編集委員会でつぶれると、疲れが取れないままの1週間がツライ。
昼間の院ゼミが長編「砂の女」だったせいか、3時間半超かかったので疲れがヒドク、買い出しと食事の後チョッと一眠り。
のつもりが3眠りくらいしてしまってゴメン!
でもゼミの方は何とかなったので(院生がいなくてもレベルを保てる昭和ゼミの実力!)、これからは無理をせずに参加することにしよう。
あくまでも自主ゼミなんだし、、、何も最初から出なくても、、、と逃げ腰に、、、
それにしてもゼミ3時間半、呑み3時間半、よくも毎週7時間超、ゼミ生と楽しんできたもんだ。
今年度は院生に東女大の授業を受けやすくするためもあり、昼間に院ゼミが入ったので昭和ゼミに影響が大きく出るようになった。
「お末の死」は作家の観念が先行し過ぎてテクストが貧しいと思う。
有島の好みはよく出ているが、人物が作家から自立して生きていない。
それでもそれなりの議論ができるのだから、レポと司会(ユウ君は高評価)をはじめゼミ員のレベルは高いということ。
来週は内田百輭サラサーテの盤」。
久しぶりに内田道雄先生の百輭論を読んでみようかな、、、
今年も学大の学会に来てくれるかな、楽しみにしているのだから。