「北守将軍〜」 ・ 授業中のケイタイ使用

昔、北大の博士課程に進んだ大川武司クンの修論で知った作品で、その時は大川クンの論の面白さばかりが印象に残っているのだけれど、改めて読んでみたら不思議な味わいの作品だった。
十分に書き込まれていないテクストなので、レポも二人とも苦労した模様。
でもそれぞれの読みを出したところは評価できるけれど、一義的に解釈しようとすると失敗するテクストなんだと思う。
末尾のリンパーの言葉を過大視せずに、多義性を生かして読むべきだと思う。
授業中にケイタイで種々調べるヒトがいるけど、調べるフリで授業以外のことをやってなければいいのだけれど・・・ねェ、カズミン!