学大国語国文学会報告

この日は例年、内田道雄山田有策という近代文学の両巨頭と、近代以外でも宮腰賢という気心の知れた方々とお会いできるのが楽しみだったのだけれど、雨のせいもあってかこのどなたにも会えなくてガッカリ。
内田氏は早々といらっしゃって近代文学のレジュメを読んでおられたそうなのだが、発表者が急病で来れなくなったのと私が遅れたせいもあり、早退されたそうで申し訳ない思いが残った。
遅れた一因は「卒業生との集い」で差し入れていただいた酒を選んで運んだことだったが、山田さんの欠席は不明のままだった。
いずれにしろ、不参加は巨頭ばかりでなかったので前代未聞の少人数の大会となったが、イチロー好みの言い方をすれば「量より質」の議論ができた印象だった。
最後は新任の細川氏(国語教育)の講演が華を添えて締めくくられた。
懇親会も少数精鋭で盛り上がったが、持ち込み可能だったので持参した日本酒が役に立ったが、1本は院修了生のチカちゃん(旧姓池田)からの生酒(?)で、さすがに日本酒ツウが選んだだけある美味さかげんで評判だった。
もう1本は「霞川」とかいう名前だったと記憶するが、だれから頂戴したかも不明。
それにしても少数精鋭は酔いも早く深いので思った以上にアタマに来ていて、帰りの電車は注意していたにも拘らず乗り過ごしてしまった(高尾でなくて良かった)。
でも二次会の席上で意外な卒業生からブログを読んでいると聞かされたのは覚えているので、こうして思い出しながら記しているしだいです。