ただ今!  韓国サイコー

「大韓日語日文學會」が招待してくれたので、プサン大学における大会の講演をしに行ってきたわけネ。
トシのせいか出歩くのも億劫になってきたので、それほど乗り気でもなかったけれど、行ってホントに良かったネ。
実に楽しく充実した4日間だったネ、講演も上手く行ったし食事も美味かったし(ウマい表現に注意)、プサン以外に訪れたのがプヨ(扶余)だったのもウマい選択だったネ。
講演の話は後にして、心配した料理は唐辛子を使ったものは案の定カラ過ぎて全く食べられなかったけれど、それ以外は概ね美味しく食べられたネ。
特にファンファンが連れて行ってくれた扶余の中華料理店(マンダリンといったかな)の酢豚と麺は、日本じゃ味わえない独特の美味しさでおススメできるネ。
扶余自体が期待以上に素晴らしい所でこれもおススメ、町が鄙びた所にあるせいか(日本でいえば法隆寺のある斑鳩のイメージかな)不便ながら古都の感じが残っていて落ち着いていて居心地がいいネ。
韓国は車社会だそうだけど(自転車をほとんど見られない)扶余は車の数も多くはなくて安心できるのが好もしいネ。
プサン(釜山)はまるで長崎のような坂の町で自転車が見られないのももっともだけど、キャンパスが信じられないくらい広くてビックリ、脚に疲れが残ったのも納得だネ。
空気も澄んだ感じで美味しいのは扶余と同じで、韓国滞在中は(尾籠な話ながら)痰がからまないのに気付いた時は驚いたネ。
帰宅したらすぐにジャミラ(法律上の妻)にカラマレてガッカリしたけどネ。
釜山に到着したらすぐに市立博物館に行く予定でいたら、学会の会長であるキム・チャンギュ先生が挨拶と食事をしたいからと言われて仕方なく行ったら(大体偉い肩書きの人はツマラナイのが多いからネ)、これがまた腰の軽い方で(女の腰軽はアブナイけどネ)ホッとしたのも束の間、博物館に同行してくれたのには心底ビックリしたネ。
ボクら(日本からの発表者であるメイとファンファン)は昼飯を済ませたのでそのまま博物館に行ったら、会長は館内が寒いので時々鼻水を拭いながら最後まで付き合ってくれたけど、チョッと元気が無いように見えたのは朝から絶食していたためだけではなかったというのを後で聞いて笑ったネ。
この会長、夜の酒を美味しく呑むためには朝昼飯を抜くのがフツーだそうで(ダイエットのためとも言う)、その呑みっぷりがスゴかったネ。
翌日の講演の時も、近代文学の専門じゃないのに一番前の席で眠らずにおられたのも感心するほどの律儀さで、夜の酒の楽しみに耐えていたのかと思っていたら、ホンキで聴いていたそうでエライ人だネ。
ボクなら一番後ろの席でズッと眠っているところだからネ、日本の学会ではいつもどおりネ。
他人の発表はどうしてあんなに眠くなるのかネ?
一所懸命聴こうと思えば思うほど眠くなるものだからネ。
もっとも、自家に居てもすぐに眠くはなるのだけれどネ。
初日は上記の3人の同窓会を楽しみ、2日目はこれに学大修士で韓国の大学教員をしているエイショーが加わって4人の学大同窓会で盛り上がったネ。
(眠くなったので、続きはまた後でネ。)