年賀状・補遺

賀状を出す時に、片隅に一筆「終活を意識し始めています」とホンキで記したのもあったので、返事に「死ぬ話は早いでしょう。寂しいこと言わないで下さい」と書いてきてくれた人もいたのネ。
あくまでも自分の場合、自己意識が無くなったら死だと考えているので、それが失われたら生きて周囲に迷惑をかけるのは嫌なのネ。
だから終りを用意してくれるものとして、肺炎に罹ったのを歓迎しているわけなんだネ。
宇都宮大学時代にリンパ腫を患って制癌剤治療を2年半以上受けたけど、その苦しみを想起するとガンよりも、また脳出血よりも肺炎で死ぬ方が楽に見えるからネ。
ゼンソクは最近あまり症状が出ないけど、激しい運動を続けると呼吸困難になるようになったネ、特に心配する必要は無いけど。
(報告)にある論文については、頂戴した賀状を紹介した際に記したので、ここでは繰り返さない。

今まで賀状のやり取りをしてきて、打ち切りのタイミングが分からなくて困惑することが多かったネ。
突然くれたのでお応えしているうちに、また突然来なくなるヒトがいて、その考え方が捉えられなくて困ったものだネ。
逆に「もういいだろう」と感じているのに毎年もらっているのも居心地が悪いものだネ。
今年から突然来なくなったヒトが目立つのは、こちらが退職したせいなのかネ?
だとすればゲンキンでいいなと思いつつ、来年からは出さないようにしようかな、迷惑がられていたかもしれないしネ。
それでなくとも400人ほどの名簿なので、「オンナと○○は量より質」をモットーとしている以上、それを実行しなけりゃネ。
賀状に一言、「毎年読むのを楽しみにしてます」と書いてくれるヒトのためにも、「質」の人たちのために工夫をしたいネ。
ひとつ気になるのは、賀状のやり取りという日本的(?)風習を負担に思っている人に返事を強いているとすれば、申し訳ないネ。
若き日のイチロー君もそんなふうな考え方でいたからネ。
学生時代にゼロを誇ろうと思っていたら、古井クンから1枚だけ来たのにはザンネンな一方で苦笑も洩れたネ。
古井クンは卒業生との集いでお配りした、イチロー生涯唯一の小説に同名で出て来る人ネ、定時制の文芸部のために書いてやった小説のネ。
小説に書いたとおり、同級生の中では一番の遊び人ふうだったネ、だから「都会のネズミ」として「田舎のネズミ」のイチローを引き回してくれたわけだネ。
とはいえイチロー同様に気を使うヤツなんだネ。
古井のことを書いても興味が無いよネ、終り。