北星学園大学を脅迫するヘイトスピーチ連は「イスラム国」の卑劣さと同列

気になったまま朝日新聞の10月7日を保存してあるのだけれど、低能なヘイトスピーチ連中が従軍慰安婦報道をした朝日の元記者をネット攻撃しつつ、勤務先の北星学園大学に退職を求めたり・就職予定だった関西の大学に採用を差し止めるよう脅迫したという記事が載っている。
きっかけは産経新聞と共に反動・右翼の先兵である「週刊文春」(広く言えば文芸春秋社)の煽動に知能指数の低いヤカラが乗せられた、ということらしい。
先日の報道によると、この卑劣極まる連中は北星学園大学の入試を妨害するために受験生を巻き込む脅迫をしたとのこと。
イスラム国」の呆れるほどの卑怯・残虐ぶりに驚き憤っているさ中、日本人にも似たような連中がいたのかとガッカリするやらハラが立つやら。
この元朝日の記者は、何とあの赤報隊に銃殺された朝日の記者と同期だったというではないか!
1987年5月、朝日新聞阪神支局に押し入った男が、そこにいた記者を散弾銃で殺したという、パリの銃撃事件と類似した事件だ。
前にブログに記した筑波大の教員が殺されたのは、イスラム教を揶揄し続けたという理由があったが(もちろんそれだけで殺すのも「イスラム国」と同列で許せない)、朝日の記者は恣意的に挑発したわけではない。
無実な人間を平気で殺すのは「イスラム国」の残虐さと変わらない、その犯人は未だに捕まっていないのも腹立たしい。
(統制が利かなくなったのか)一貫した方針も無くメチャクチャな残酷さだけ発揮している「イスラム国」は、地元の支持を失って滅びていくものと楽観(期待)している。
ヘイトスピーチの連中は「イスラム国」集団と同様に自己閉塞しているから、差別は間違っているなどの正論を言っても通じないだろうけれど、周囲から支持されていないことを身近なヘイト連に伝えてもらいたものだ。
身近にいても自分の立場は明らかにしないのかもしれない、自信もなくネットだけではやり放題の卑劣な意気地なしばかりだろうから。

@ 前述の朝日の記事で、ルーさん(小森陽一)が「学問の自由の封じ込めで、憲法違反だ」と主張したことになっているが、学問の自由を持ち出すのは???だけれど、(共産党のスポークスマンとして)卑劣・残虐なヤカラと闘う姿勢を発信するのは共感できる
 ルーさんも政治や歴史の言動をしているかぎり許せるのだが、枯れて興味も無さそうな文学についてはハチャメチャな発言は控えてもらいたいものだ。
 ルーさんを「イスラム国」の自称カリフと取り違えてしまう、文学研究を志向する純朴な青少年もいるのだから。