溺れる者は鍋(安倍)でもつかむ  情けない日本人

言葉についてのコーナーを設けたつもりでいたものの、未設定だったので急遽ドロナワ的に。
特に紹介したくなるのは朝日新聞の読者のコラム欄「かたえくぼ」。
例えば保存してあるもので、「北陸新幹線開業」という題で(3月18日)。
 ふるさとは・・・隔世の感――室生犀星  (津・ひぐらし
筆名がヒグラシゼミに通じるので、というわけじゃなくて、「遠きにありて思ふもの」だった故郷が、短時間で往来できてしまうシラケた感じが上手くつかめているので。
「かたえくぼ」は時々クスッと笑いが洩れるのがあって感心させられる。
糸井重里も恐れるシロウトの怖さである。

さて、言葉にうるさいメル友のケン爺から「うまい!」と褒められたばかりのイチロー語録。
「情況への失言」でもあるので、お伝えするしだい。
「つぶやきイチロー」でも洩らした、政治屋の家系に生まれ育ったために机上の思い付きで突っ走る、安倍晋三が振りまくデマと幻想にすがり付いている日本人の醜さを一言にまとめた上手さは吾ながら切れ味がイイ。
将来の展望も無いのに言葉だけの幻想を振りまいて選挙に勝ってしまった英国のキャメロンの「政治屋」ぶりを、ケン爺が呆れつつ幻滅したメールをくれたものに応じたもの。

政治屋」ばかりなのは日本だけじゃないのですネ。
特にヒドイのがプーチンだと思いますが。
ドイツの女性首相は「政治家」と言っていいような気もしますが、日本に入ってくる彼女についての情報が少ないためかもしれません。
政治屋として育てられて現実世界には無知なままの安倍晋三が、フクシマについて世界へデマの発信をしてオリンピックを呼び寄せて以来、日本人は彼のデマに乗り続けているのだから無知無恥する国民で情けなくなります。
「溺れる者は安倍でも掴む」ということなんでしょうネ。

その後「溺れる者は鍋(安倍)でもつかむ」とズラした。