東女・キムケン

ヒグラシゼミの発表希望者がいなかったので5月は東女の近藤裕子博士が主催するキムケンに合流した。
ヒグラシの常連が3人(1人は発表者)と、イチロー・ファミリーの懐かしいメンバーであるオッチャン(学大博士の韓国留学生)も参加していて嬉しいかぎり。
リョーコちゃんの大岡昇平「俘虜記」論は博論の一部で、教育的観点からの切り口。
それを予めメールで知らされていたらしいのだけれど、いつものボケで伝わっていなかったので肩すかしを食らった感じだった。
それはそれで面白かったし、東女出身の教員の方々などから貴重な意見も聴けて良かった。
ハカセ(近藤女史)の臨床文学論の立場からの発言がまた有益でベンキョウになったナァ。
個人的には語り手の「私」がどこまで自分を開けているか、が気になった。
論理で開こうとしながらも、結局自己完結的に(自閉的に)閉じてしまっているように感じたけれど、どうなのかな?

懇親会がハカセのお気に入りの高円寺「樽勝」という店で、これがまた素材も味も文句無しという幸せサ!
ハカセ好みの日本酒も美味で料理にピッタリ、さすがにハカセは飲食の面でもスゴイ。
今年の忘年会の店はこれで決まり!