江川卓の素顔?  輪島(元横綱)  「片岡愛之助の解明! 歴史捜査」

朝日のスポーツ欄に高校生の甲子園球史を連載しているのをずっと無視していたのだけれど、最近気付いたら江川の記事の連載になっていてむやみと面白い(定年退職間近の西村氏の記事)。
ナベツネ巨人が強引に阪神と取引した例のドラフト破り事件で江川がメディアに見せた「カエルのツラにションベン」の厚かましさと低能ぶり(話し方の印象)が強烈だったので、犠牲として阪神にトレードされた小林繁投手への共感にも増幅され、江川嫌悪が数十年続いていて(清原を裏切った)桑田同然で許せない野球界の極悪人だと思っていたものだ。
低能と記したのは、法政大学受験の時に英語がまるで書けなかったというデマイメージがハマっていたせいもあるけれど、日大受験の際に答案用紙に「相撲部・輪島」と書いただけで合格したと公言していたオバカ横綱ほど江川はバカじゃないのは確か。
いずれにしろスポーツの才能を評価して合格させるなら、筆記試験など受けさせる必要などないはず。
世の頭脳偏重からは早く脱却すべきで、身体的能力が優れているのをそれだけで認めればいいのだ。
清原の身体能力はハンパナイけれど、身体能力と倫理観は一般に反比例するわけではなくキヨ(や親方として花籠部屋を無にした輪島)がダメ人間だけなのであって、アタマが良くても悪いヤツは世間にあふれるほどいる。
ともあれ江川評価が変ったきっかけは小林に江川が謝罪するというコマーシャルだったか、あのふてぶてしい江川が素直に謝っている姿を見て少々許せる気になったかな。
その後は注意しながら江川の発言等に注目していたけれど(日テレのスポーツニュースにおける上田とのやり取り等)、ただのバカじゃないように思えてきた。
その感じが朝日の連載記事を読むとナルホドなのだ。
意外に神経の細やかな人間で、周囲に気を使う男だというのが伝わってくる。
作新学院高校時代のチームメイトの発言がたくさん紹介されて裏付けられる江川の素顔には同情させられてくる。
法政大学時代のチームメイトの話までは行かないのだろうから(甲子園記事だから)、今のうちに読んでおくのをおススメします。

@ これを記しながら「解明! 歴史捜査」(BS日テレ)を見ているのだけれど、相変わらずMCの片岡愛之助が江川や輪島よりもバカに見えてくる。
 愛之助がカワイソーだから番組の作り方を変えてやった方がいい。